意見分析エンジン―計算言語学と社会学の接点

意見分析エンジン―計算言語学と社会学の接点

(著者:大塚 裕子,乾 孝司,奥村 学)

★読書前のaffirmation!
[目的] テキストマイニングを進めるに当たって知るべきことの整理をする。
[質問] テキストマイニングをすこし細かい種別で整理できますか?

自然言語処理の分野では、近年、意見分析(opinion analysis)や評判分析(sentiment analysis)といった、テキストの感情や評価に関する表現およびその計算処理の研究に関心が高まっている。(P4.)
意見分析は、テキストから意見を特定したり、あるいは意見から書き手の感情・情緒、判断の根拠を特定したりすることを目的とする。近年、では、この目的に基づき、テキストに対して
①意見らしさを示す主観性(subjectivity)を判断するため、課題とするテキストが主観的(subkective)であるか、客観的(objective)であるかを推定する。
②意見に示された感情・情緒が好意的(favorable)であるか非好意的(unfavorable)であるか、否定的(negative)であるかを推定する
といった、意見に関わる二極化された極性(polarity)といわれる分析軸に関する判別問題を解くこと、あるいは、この判別問題を解くために必要な辞書やコーパスを構築するという研究課題が中心的である。(P.5-6)

 

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