天才たちの日課

天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々

(著者:メイソン・カリー)

目の付け所が新鮮でした。サブタイトルにも「クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々」となっています。ちょうど僕もこの前から一つの研究材料として「ルーティーン」というのをテーマとして持っているのですが、まさにその基礎資料となりうるものです。

 

クリエイティブな仕事を残した人々はいったいどんな生活をしていたのだろう。過去から現在までの著名な作家、芸術家、思想家、学者など161人をとりあげて、それぞれ仕事、食事、睡眠、趣味など人づきあいなどにどう時間を割り振っていたかが紹介されています。(P.336)

音楽関連でも、モーツァルトやベートーヴェン、ショパン、リスト、ルイ・アームストロング、グレン・グールドなど、幅は広いです。一人につき、3~4ページ程度でまとめられれてますので、読み物として楽しく読めます。

それぞれ●さんは、このような生活をしています、という結果論が多かったですが、どうしてそういう生活になったのか・・・・その試行錯誤まで分かれば、各自自分なりの「習慣」を作る上でのアドバイスになったと思います。さすがに、当の天才たち自身もベンジャミン・フランクリンのように習慣の力が分かってたのかというと、結果論でそうなったのだと思いますが、そのあたりまでフォローできていたら、私たち凡人でも自分の習慣を作る上でもさらに役立ったように思いました。

 

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