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リーダーの本棚 決断を支えた一冊

リーダーの本棚 決断を支えた一冊

著者:日本経済新聞編

さまざまな業界のリーダーの座右の書とそれを選んだ理由についてが取材されています。好きな本ってその人の人となりが出ると思いますので、そのあたりが聞けるのは面白いです。(Inobe.Shion)

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内容紹介

●あのリーダーはこの本をこう読み解いている
慶応義塾長清家篤氏「知的強靭さを感じる本を読むと、自分も少し強くなれそうな気になります」
衆院議長大島理森氏「山本作品は説教くさくて嫌だという人がいるかもしれません。人間の弱さを前提としたうえで、どう生きるべきかを考える。周五郎さんの終生のテーマだったと思います」
神戸市長久元喜造氏「私は西郷隆盛や高杉晋作、坂本龍馬などにはほとんど関心がありません。あの人たちは暴れた英雄です。その後に、天才ではなく、カリスマ性もないが、近代日本のシステムをつくり上げた人々が好きなのです」
修羅場を乗り越えてきたリーダーたちはどのような書籍に心打たれ、育てられてきたのか――本書は、日経新聞読書欄で経営者・政治家から研究者まで日本を引っ張るリーダーたちが愛し、他人に勧める書籍を紹介するコラム「リーダーの本棚」の書籍化。聞き手は日経新聞の編集委員、読書観・リーダー観を引き出し、仕事に直結するヒントが獲られる内容になっています。毎回一冊名著を詳細に紹介する内容ではなく、リーダーたちの人間的魅力がどのように形成されたのかを複数の本とキャリアを交えて明らかにします。新聞掲載時の著者近影と書籍の写真を大きくあしらい、雑誌的なレイアウトで構成します。
【本書に登場するリーダー】櫻田謙悟 石塚邦雄 高原豪久 尾崎裕 遠藤勝裕 村井嘉浩 尾堂真一 真中満 重延浩 神津里季生 橋本徹 毛利衛 出雲充 魚谷雅彦 金丸恭文 清家篤 磯崎功典 古賀信行 大島理森 久元喜造 澤田浩 平井伸治 坂本すが 中島敏 末松誠 小松和彦 国分良成 田嶋幸三 芳賀徹 遠藤利明 北村雅良 吉永泰之 田口三昭 髙橋則広 山本公一 中鉢良治 松本大 小林哲也 酒井忠康 朝妻一郎 石田忠正 中村道治 秋山昌廣 坂東眞理子 一宮なほみ 松本紘 加藤丈夫 村田晃嗣 稲葉延雄 熊倉功夫

内容(「BOOK」データベースより)

リーダーは孤独だ。最後の最後は、一人で決断を下さなければならない。誰にも相談できない状況で、本の力を借りる。かけがえのない相棒として本をとらえたい―。本書に登場するのは、大企業を率いる経営者を中心に、大学や公益団体のトップ、政治家など各界のリーダー50名。古典から経済・経営書、歴史書、科学書、エンターテインメントと、座右の書、愛読書として挙げる本は実に多種多様だ。青雲の志を抱かせてくれた本、仕事や人間関係で悩んだときに開く本、世俗を離れて心を遊ばせる本と、本との向き合い方も百人百様である。日本経済新聞・読書面の好評連載「リーダーの本棚」の書籍化第2弾。

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デジタル・ポピュリズム

デジタル・ポピュリズム 操作される世論と民主主義 (集英社新書)

著者:福田 直子 … 

サブタイトルに「 操作される世論と民主主義」とあります。余計なお世話だと思いますが、このサブタイトルをメインにした方が、売れたんじゃないかなぁと。(Inobe.Shion)

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内容紹介

無意識のうちにクリックした「いいね!」が悪用される――。現代はもはやそんな時代だ。
嘘を混ぜたプロパガンダや個人の不安に直接訴える「マイクロ宣伝」。これら巧妙なサイバー戦略は、世論形成に使われている。近い将来行われるであろう日本の国民投票でも使われるのは時間の問題だ。欧米ですでに問題となっているデジタル・ポピュリズムの事例を細かく取材し、徹底的に書き尽くす!

■主な内容
・ビッグデータの最大の効用は「先読みすること」
・グーグル検索が「人の心のうち」を語る
・購入履歴から消費者ごとに異なる価格が設定されている
・スマートスピーカーがあなたを24時間監視している
・トランプを勝たせた、イギリスの分析会社「ケンブリッジ・アナリティカ社」の正体
・イギリスのEU離脱キャンペーンに莫大な寄付をした大富豪とは
・ネガティブ広告で投票を阻止させることができる
・68個の「いいね!」分析でユーザーのプロフィールがわかる
・面白い偽ニュースを紛れ込ませるという新ビジネス
・ロシアのウイルス対策ソフト会社「カペルスキー社」はアメリカ大統領選に関与したか
・皿洗いから大財閥にまでなったロシア人・プリゴジンとプーチンの黒い関係
・嘘の書き込みを組織的に行う“トロール・ファーム”の女性社員の一日
・フェイクニュースがつくる「ある種のムード」

■目次
まえがき
第一章 ビッグデータは監視し、予測し、差別する
第二章 「心理分析」データを使った選挙広告キャンペーン
第三章 ソーシャルメディアは敵か、味方か
第四章 ロシアのサイバー作戦が欧米のポピュリズムを扇動する
―-―ロシアから“ボット”をこめて
第五章 デジタル時代の民主主義
あとがき

■著者略歴
福田 直子(フクダ ナオコ)
ジャーナリスト。上智大学卒業後、ドイツのエアランゲン大学にて政治学・社会学を学ぶ。帰国後、新聞社、出版社にて勤務。著書に『大真面目に休む国ドイツ』『ドイツの犬はなぜ吠えない?』 (平凡社新書)、『休むために働くドイツ人、働くために休む日本人』(PHP研究所)など。

内容(「BOOK」データベースより)

アメリカの大統領選挙やイギリスEU離脱の国民投票では、私たちが無意識のうちに提供している多くの個人情報が選挙キャンペーンや世論形成に利用された。嘘を混ぜたプロパガンダや個人の不安に直接訴える「マイクロ宣伝」といった、巧妙なサイバー戦略は、近い将来行われるであろう日本の国民投票でも使われるのは間違いない。これらによって醸成されたポピュリズムに私たちはどう抗うのか。欧米での徹底的な取材からデジタル時代の民主主義を考える。

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誰もが嘘をついている

誰もが嘘をついている ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい本性

著者:セス・スティーヴンズ=ダヴィドウィッツ … 

サブタイトルは、「ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい本性」著者はGoogleの検索結果などを分析していたデータサイエンティスト。検索を「脳鏡」と位置づけ、まさに本性が暴かれる・・・そんな感じ。非常におもしろい切り口の書。(Inobe.Shion)

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内容紹介

実際人々はどれほどセックスをしているのか?
アメリカには人種差別主義者がどれほどいるのか?
ビッグデータで証券市場に勝てるのか?
不況時に児童虐待は本当に減っているのか?
本を買った人のうち何パーセントが読み終えるのか?

検索は口ほどに物を言う
人は実名SNSでの投稿や従来のアンケート調査では見栄を張って嘘をつく一方、匿名の検索窓には本当の欲望や悩みを打ち明けている。グーグル、SNS、ポルノサイトの検索データなど、ありとあらゆる「ビッグデータ」が利用可能になり、それを分析する手法が確立された今、通説とはまったく違う人間の本性が明らかになる!

通説や直感に反する事例が満載
黒人への差別表現はグーグルで「頭痛」「経済学者」と同程度検索されている。
失業者は検索サイトで「職業安定所」や「新しい仕事」よりも、ポルノサイトを探している。
男女ともにセックス回数を過剰に自己申告するが、結婚生活最大の悩みは「セックスレス」。
インドやバングラデシュの男性が、ポルノサイトでとりわけ多く検索する言葉は「授乳」。
ジョークが検索されるのは世間が悲しいムードのときではなく、うまくいっているとき。月曜や曇天・雨天には検索頻度は低く、週末は高くなる。
名門校にギリギリで合格した人とギリギリで落ちた人の人生にはどのような違いがあるか。
オンラインのP2P借金サイトでコメントを書かせると、借金を返す人と返さない人は言葉遣いに差がある。踏み倒す人は特定の単語を使う傾向にある

グーグルの元データサイエンティストで、ニューヨーク・タイムズにも寄稿する著者が、グーグルの検索データを分析して米国の隠れた人種差別を暴くのを皮切りに、男女の性的な悩みや願望から、名門校入学の効果、借金を返す人と踏み倒す人の差まで、豊富な事例で人間と社会の真実を明かしていく。

ビッグデータとは何なのか、どこにあるのか、それで何ができるのかをわかりやすく解説する一方、データ分析にまつわる罠、乱用の危険や倫理的問題にも触れる。ビッグデータ分析による社会学を「本当の科学」にする一冊!

★英エコノミスト紙2017年ベストブックオブザイヤー
★米PBSニュースアワー2017年ブックオブザイヤー
★米Amazonベストブックオブザイヤー(2017年ビジネス&リーダーシップ部門)
★ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー

内容(「BOOK」データベースより)グーグルの元データサイエンティストが、膨大な検索データを分析して米国の隠れた人種差別を暴くのを皮切りに、世界の男女の性的な悩みや願望から、名門校入学の効果、景気と児童虐待の関係まで、豊富な事例で人間と社会の真の姿を明かしていく。ビッグデータとは何なのか、どこにあるのか、それで何ができるのかをわかりやすく解説する一方、データ分析にまつわる罠、乱用の危険や倫理的問題にも触れる。ビッグデータ分析による社会学を「本当の科学」にする一冊!

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教養読書―仕事も人生も読む本で大きく変わる

教養読書―仕事も人生も読む本で大きく変わる

著者:福原 義春

乱読派の私にとって、あらためて、読書百遍・・・本質をつかむ読書をしなければと考えさせてくれました。(Inobe.Shion)

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内容紹介

ビジネス教養人が読むべき15冊!
良書に出会えば何者にでもなれる──。

人は、本を読み、多くの人と出会い、多くの経験を重ねることによって、
次なるステージに上がってくることができるのではないか。
それが人生というものではないか。

いまも読み継がれる古典や名著が視界を拓いてくれる。
それは、生涯にわたる学びであると同時に、
見える世界が広がってくる楽しみでもある。
ビジネスの領域でより良く生きるための道しるべともなるだろう。

私も、五十数年に及ぶ仕事人生を生きてきた。
窮状に陥ったことも一度や二度ではない。
しかし、進むべき先の判断に苦慮したときに、
古今の名著に支えられたことが思い出される。

世界で、そして日本で読み継がれてきた人間の真理、経済の真理、人生の真理が、
いまを生きる自分にも手渡されたからだと思う。

これからの若い人がビジネス教養人を目指して良書に出会えば、
時代の変化にもグローバル化にも強くなる。
なぜなら、古典や名著を通して世界のビジネス教養人と同じ土俵に立つからだ。

内容(「BOOK」データベースより)

良書に出会えば何者にでもなれる!ビジネス教養人が読むべき厳選15冊。

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WE ARE DATAーアルゴリズムが「私」を決める

WE ARE DATA アルゴリズムが「私」を決める

著者:ジョン・チェニー=リッポルド

現代社会を生きていくうえで、知らずに済ますことのできない内容が書かれています。このあたりをしっかりと把握できていないとメディアにコントロールされる、まさに『1984』のビッグブラザーの世界になってしまっていることにも気づかないでいてしまう、そんな恐怖感に苛まれました。(Inobe.Shion)

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内容紹介

Googleが知ってる〝あなた〟は誰?

検索履歴やスマホの位置情報から自動的に生成され、
刻々と変貌しながらデジタル空間をさまよう「データの幽霊」
(=デジタル・アイデンティティー)の正体に迫る!

アルゴリズム解析を前にすると、「私たちが何者なのか?」という問いは、「コンピューターは私たちを何者だと言っているか?」という問いに等しくなる。アルゴリズムによって「セレブリティー」とされたり「信用できない」とされたりするのと同じように、生身の個人としての自分を無視された私たちは、自らの生をコントロールできなくなる……。[序章より]

……著者は述べる。「私たちは、私たちの実在がもっぱらデータである世界に生きているわけではなく、私たちの実在がデータによって拡張される世界に生きている。つまり、私たちはすでにデータでできている。…テクノロジー派未来主義者の言うシンギュラリティーは決して訪れない。なぜなら、すでにここにあるからだ。」
肉体の死を超えて、自我や意識がサイバー空間の中で「生き続ける」というファンタジーは、すでにデータとなって漂流している私たち自身の迷妄である。ひとつだけ確かなことは、私たちが実在の死を迎えても、私たちの個人データはサイバー空間を漂い続けるということだ。[武邑光裕氏・解説より]
内容(「BOOK」データベースより)
Googleが知ってる“あなた”は誰?検索履歴やスマホの位置情報から自動的に生成され、刻々と変貌しながらデジタル空間をさまよう「データの幽霊」(=デジタル・アイデンティティー)の正体に迫る!

著者について

ジョン・チェニー=リッポルド(John Cheney-Lippold) 米国ミシガン大学アメリカ文化学部デジタル研究分野の准教授で、デジタル市民権、アイデンティティーとプライバシー、監視社会についての講義を担当し、インターネット、カルチュラル・スタディーズ、コードとアルゴリズム研究を専門とする。研究論文に“A New Algorithmic Identity: Soft Biopolitics and the Modulation of Control”(「アルゴリズムによる新たなアイデンティティー:ソフトな生政治と調整型支配」、2011年12月)など。

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知ってるつもり――無知の科学

知ってるつもり――無知の科学

著者:スティーブン スローマン,フィリップ ファーンバック

インターネットはある意味毒です。物事を知ることの容易さを格段に上げたのですが、知るレベルは低くなってしまったのではないでしょうか。簡単に知ることができるからこそ、深くまで知ろうとしない。そんなふうになってしまった気がします。だからこそ、特に学生には学ぶことは簡単ではないこと、奥が深いことを知ってほしいと思います。(Inobe.Shion)

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内容紹介

◎たちまち6刷! 今話題の本
◎各分野の第一人者がこぞって絶賛! !

『サピエンス全史』著者 ユヴァル・ノア・ハラリ激賞
「著者らが正しければ、有権者や消費者により良い情報を与えることは無意味に等しい」
(ニューヨーク・タイムズ紙 2017/4/18)

橘玲(作家。『言ってはいけない』)
「芸能人の不倫や官僚のセクハラ、あらゆる分野で「知ってるつもり」が増殖中」

竹内薫(サイエンス作家)
「AI時代に人間の「知」はどう進化するのか。常識を覆し、ぐいぐい読ませる本」
(日経新聞 2018/4/19)

池谷裕二(脳研究者・東京大学教授。『単純な脳、複雑な「私」』)
「知的生物たるヒトはその高度な知性ゆえに無知の罠から逃れられない。気の毒すぎて「私」という生物がますます愛おしく感じられます」

入山章栄(早稲田大学ビジネススクール准教授。『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』)
「最高に面白い! 現代認知科学の成果を知るための決定版が本書。人の「愚かさ」と「賢さ」の仕組みが抜群によくわかる」

キャス・サンスティーン(ハーバード大学ロースクール教授。『実践 行動経済学』)
「この本が大好きだ。私たち個々人がどれほどものを知らず、人類全体としてはどれほど多くを知っているかを明らかにしてくれた。重要な仕事であり、面白い。必読」

スティーブン・ピンカー(ハーバード大学心理学教授。『暴力の人類史』)
「人間は自分で思っているより物事を理解していない。自分がどれほどわかっていないかをわかっていないのだ。それを治す薬はないが、対処法ならある――この本のことだ」

エリザベス・コルバート(ピュリッツァー賞作家。『六度目の大絶滅』)
「本書は教えてくれる――自分に都合の悪い情報を拒絶すれば、われわれはトランプ政権と同じになってしまう、と」
(ニューヨーカー誌 2017/2/27)

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●自転車や水洗トイレの仕組みを説明できると思いこむ。
●インターネット検索しただけで、わかった気になりがち。
●極端な政治思想の持ち主ほど、政策の中身を理解していない。
●多くの学生は文章を正しく読めていないが、そのことに気づいていない。

人はなぜ、自らの理解度を過大評価してしまうのか?
それにもかかわらず、私たちが高度な文明社会を営めるのはなぜか?

気鋭の認知科学者コンビが行動経済学から人工知能まで各分野の研究成果を総動員して、
人間の「知ってるつもり」の正体と、知性の本質に挑む。
思考停止したくないすべての人必読のノンフィクション。

出版社からのコメント
ツイッター、上司、公文書改ざん。この本を編集してから、世の中のいたるところに「知ってるつもり」を見つけてしまう毎日を送っています。まずは読んでみてください。(担当編集者)

内容(「BOOK」データベースより)

インターネット検索しただけで、わかった気になりがち。極端な政治思想の持ち主ほど、政策の中身を理解していない。多くの学生は文章を正しく読めていないが、そのことに気づいていない。人はなぜ、自らの理解度を過大評価してしまうのか?それにもかかわらず、私たちが高度な文明社会を営めるのはなぜか?気鋭の認知科学者コンビが行動経済学から人工知能まで各分野の研究成果を総動員して、人間の「知ってるつもり」の正体と、知性の本質に挑む。思考停止したくないすべての人必読のノンフィクション。

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読む力 – 現代の羅針盤となる150冊 

読む力 - 現代の羅針盤となる150冊 (中公新書ラクレ)

読む力 – 現代の羅針盤となる150冊 
著者:松岡 正剛、佐藤 優 … 

このお二人の本の読み方、こんなに深いのにこんなにたくさん・・・でもそれがプロの読書なんでしょうね。非常に参考になります。こういった人たちの考え方に触れられるのは本当に楽しいです。(Inobe.Shion)

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内容紹介

松岡氏、佐藤氏、初の対論集!
既存の価値観がすべて費えた混沌の時代に、助けになるのは「読む力」だと二人は言う。
「実は、高校は文芸部でした」という佐藤氏の打ち明け話にはじまりサルトル、デリダ、南原繁、矢内原忠雄、石原莞爾、山本七平、島耕作まで?! 混迷深まるこんな時代にこそ、読むべき150冊を提示する。これが、現代を生き抜くための羅針盤だ。

◎内容例
松岡 本はコストパフォーマンスもいいし、折ったり、赤線を引いたりしながら読めます。
ダブルページ(見開き)単位で内容を追っていけるのもいい。スクロールでは、かなり段落を短くしないと読みにくい。
佐藤 僕も「本は汚く読め」と言っています。
松岡 賛成。僕も「本はノートにしろ」と言っている。
佐藤 どうしても綺麗に読みたければ、二冊買えと。一冊は書き込んで、一冊は保存用にすればいいのだから。(本文より)

【目次】
第一章 子どもの頃に読んだのは
第二章 論壇からエロスも官能も消えた
第三章 ナショナリズム、アナーキズム、神道、仏教……
――国内を見渡す48冊
第四章 民族と国家と資本主義
――海外を見渡す52冊
第五章 ラッセル、養老孟司、弘兼憲史
――「通俗本」 50冊

内容(「BOOK」データベースより)

松岡氏、佐藤氏、初の対論集!既存の価値観がすべて費えた混沌の時代に、助けになるのは「読む力」だと二人は言う。「実は、高校時代は文芸部でした」という佐藤氏の打ち明け話にはじまり、サルトル、デリダ、南原繁、矢内原忠雄、石原莞爾、山本七平、弘兼憲史まで。混迷深まるこんな時代にこそ、読むべき150冊を提示する。これが、現代を生き抜くための羅針盤だ。

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ドーナツを穴だけ残して食べる方法

ドーナツを穴だけ残して食べる方法 越境する学問―穴からのぞく大学講義

著者:大阪大学ショセキカプロジェクト … 

サブタイトルに「越境する学問―穴からのぞく大学講義」とあります。本当にこういうことがまさに学問だと思うんですよね。ある世界に入ってしまうと、その世界の常識に染まってしまいがちです。ですが、越境することで、新しい見方を得て、「疑問」が湧いてくる。そこが面白いところですよね。最近、大学の先生にも「サバティカル」という使途を離れて自由に使える長期休暇制度があるらしく、こういうのはその人のポテンシャルを広げるのに非常に役に立つと思います。(Inobe.Shion)

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内容紹介

「あなたは、ドーナツをアカデミックな眼差しで見つめたことはありますか?」

web上で話題になった「トンチ問題」に、阪大教員が本気で挑みます。 人文科学・自然科学・社会科学。学問領域を問わず、各学問の専門家である阪大教員が、専門知識を駆使して、ドーナツを穴だけ残して食べてしまいます。その他、ドーナツにちなんだコラムを収録し、世界各国のドーナツも紹介します。

第0章ドーナツの穴談義のインターネット生態学的考察(松村真宏)
第1章ドーナツを削る―工学としての切削の限界(高田 孝)
第2章ドーナツとは家である―美学の視点から「ドーナツの穴」を覗く試み(田中 均)
第3章とにかくドーナツを食べる方法(宮地秀樹)
第4章ドーナツの穴の周りを巡る永遠の旅人―精神医学的人間(井上洋一)
第5章「ドーナツを穴だけ残して食べる方法」と聞いて、あなたはこの命題から何を考えますか?―ミクロとマクロから本質に迫る(杉田米行)
【コラム】最初のドーナツには、穴は・・・なかった?/アメリカには「ドーナツの日」がある?
第6章パラドクスに潜む人類の秘密―なぜ人類はこのようなことを考えてしまうのか? (大村敬一)
第7章ドーナツ型オリゴ糖の穴を用いて分子を捕まえる(木田敏之)
第8章法律家は黒を白と言いくるめる?(大久保邦彦)
第9章ドーナツ化現象と経済学(松行輝昌)
第10章ドーナツという「近代」(宮原 曉)
第11章法の穴と法規制のパラドックス~自由を損なう自由をどれだけ法で規制するべきなのか?(瀬戸山晃一)
第12章アメリカの「トンデモ訴訟」とその背景(松本充郎) 【世界のドーナツ】モンゴル、インド、スペイン、アラブ、イタリア、ドイツ、アフリカ、ハンガリーなど

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退屈すれば脳はひらめく―7つのステップでスマホを手放す

退屈すれば脳はひらめく―7つのステップでスマホを手放す

著者:マヌーシュ・ゾモロディ … 

脳がテクノロジーに苛まれている状況を何とかして救わねばと思わせてくれる。ものすごい習慣化されてしまったスマホ。手放すことはもうできませんが、必要ないところまでスマホに頼っているのはいただけない。何とか必要最小限までスマホ時間を抑えて、もっと創造的なところに目を向けていかねばと考えさせられます。(Inobe.Shion)

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メディア掲載レビューほか

スマホに頼るとバカになる。依存から脱する方法は?

スマホに頼っていたら、どんどんバカになっているのを実感しています。あとで検索すればいいやと思うから何も覚えないし、スマホにタブレットにPCなどモニターを三つくらい交互に見ているから集中力が続かない。写真を撮るだけ撮ってすぐ忘却、etc.……。世界的にもスマホ中毒者は年々増加。誰もが危機感を抱く現代人のスマホ依存とその弊害に対し、「スマホを手放し退屈しましょう」という提案をしたのが、マヌーシュ・ゾモロディ著『退屈すれば脳はひらめく 7つのステップでスマホを手放す』です。

スマホの影響を様々な角度から検証。スタンフォード大学の研究者、パン博士はスマホによって集中力が失われ、知性がすり減り、記憶力が衰えているのを実感。こんな超インテリな人ですらスマホに弄されているのです。「スマホが時間を支配し、脳を人質にとっている」と博士は気付きます。フェアフィールド大学のヘンケル教授は「写真撮影による記憶の損傷効果」を提唱(ただ、ズーム撮影すれば記憶はそれほど損なわれないとか)。スマホのゲームやSNSは脳の報酬系を刺激し、快楽を与えます。「顧客を『ユーザー』と呼ぶのはテクノロジー企業とドラッグの売人だけ」というデジタル・デザイナーの言葉にゾッとしました。

そんなスマホと適度な距離感を保つ方法も綴られています。自分がどのくらいスマホを見ているか観察するのが第一のステップ。移動中はスマホをしまうとか、重要じゃないアプリの通知をオフにする、そして困ったときのマインドフルネス頼み、など。ラジオのプロジェクトで二万人の人にレッスンを体験してもらった結果、スマホの使用時間は平均して一日あたり六分、手に取る回数は一回減少したそうです。思いのほか微妙な減り方というか……もう現代人は完全にスマホから脱却するのはムリなのでしょうか。皆でダメになれば怖くない……と勇気が得られました。

評者:辛酸 なめ子

(週刊文春 2017年12月28日号掲載)

内容紹介

世界中から2万人が参加した、米人気ラジオ番組発
「退屈するための」実験的プロジェクト

ポイントはスマホとのつき合い方。
画面を見ているうちに、ハッと気がついたら2時間たっていたときの、あの後ろめたさ。スキマ時間を有効活用しているはずなのに、なぜか長くなっていくToDoリスト。メールの返信に追われて何もできない午前中……。
便利に使っていたはずのスマホに、いつの間にか使われていないだろうか?
本書を読んで、今日から1週間「退屈するための」プログラムに参加してみよう。
退屈な時間にこそ、アイディアがひらめくことが必ず実感できる!

Prologue〈プロローグ〉 退屈とひらめき
Warm-Up〈ウォームアップ〉 退屈することのメリットとは?
Day 1〈1日目〉 自分を観察しよう
Day 2〈2日目〉 移動中はスマホをしまおう
Day 3〈3日目〉 写真を撮らずに一日過ごそう
Day 4〈4日目〉 例のアプリを削除しよう
Day 5〈5日目〉 フェイクケイション(偽休暇)をとろう
Day 6〈6日目〉 いつもとはちがうものを観察しよう
Day 7〈7日目〉 プログラムメニューまとめ
Epilogue〈エピローグ〉 ひらめく人になろう
内容(「BOOK」データベースより)
世界中から2万人が参加した、米人気ラジオ番組発「退屈するための」実験的プロジェクト。ポイントはスマホとのつき合い方。画面を見ているうちに、ハッと気づいたら2時間たっていたときの、あの後ろめたさ。スキマ時間を有効活用してるはずなのに、なぜか長くなっていくTo Doリスト。メールの返信に追われて何もできない午前中…便利に使っていたはずのスマホに、いつの間にか使われていないだろうか?本書を読んで、今日から1週間「退屈するための」プログラムに参加してみよう。退屈な時間にこそ、アイディアがひらめくことが必ず実感できる!

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ゾモロディ,マヌーシュ
ジョージタウン大学卒業。BBCニュース記者/シニアプロデューサー、ロイターテレビジョン等のフリーアンカー/リポーター、メディアコンサルタント等を経て、ニューヨーク公共ラジオ局(WNYC)のテクノロジー番組『ノート・トゥ・セルフ(Note to Self)』のホストおよび編集ディレクターに就任。デジタルライフにおける諸問題について、識者およびリスナーとの対話や実験などから答えを探っている。ニューヨーク・プレス・クラブから4回も賞を受けるなど、受賞歴多数。2014年、女性メディア同盟から「優れたホスト」に選ばれる

 

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「箇条書き手帳」でうまくいく はじめてのバレットジャーナル

「箇条書き手帳」でうまくいく はじめてのバレットジャーナル

著者:Marie … 

バレットジャーナル、初めて聞いた手帳術。気軽に開始できそうですが、習慣化できれば強い武器になりそうです。(Inobe.Shion)

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内容紹介

世界で大流行中の手帳術「バレットジャーナル」をはじめてみませんか?

こんなことはありませんか?
「やることがいっぱいありすぎて、管理しきれない! 」
「自分がやりたいことは、いつも二の次になってしまう……」
「大事なことをメモしたはずなのに、探しても見つからない……」
「いろんな手帳を試してみたけど、私に合うものがない! 」
「手帳に書くことがないと、なんだか不安になる……」

「箇条書き」ですべてのことを書き出すだけの「バレットジャーナル」が、そんなあなたの、強い味方になります!

バレットジャーナルはアメリカ発祥で、日本では2014年ごろから徐々に知られるようになってきた手帳術です。
「バレット」(ビュレット)というのは、箇条書きの先頭につける点「・」(Bullet Point)のこと。
箇条書きと記号を活用して、タスクやスケジュール、メモなどを効率的に管理できる手帳ということで、「バレットジャーナル」と名づけられました。
整理整頓が苦手で、つねに頭の中がごちゃごちゃ、家族4人のスケジュール管理に苦労していたという著者も、
バレットジャーナルを取り入れることで、自分や家族のマネジメントがうまくできるようになり、すっきりと快適な毎日を送れるようになったそうです。

ほかにも、こんなにいいことが。
□先延ばしになるタスクが減った
□覚えておく努力をしなくてすむように
□いまやるべきことが一目でわかるように
□できたことの積み重ねで自信がついた
□書き出したことが、自分だけの「宝物」になった

「箇条書きにして、記号をつけるだけ」。
シンプルなルールなのに、驚くほどうまく回り出すバレットジャーナル。

本書は、その魅力を余すところなくお伝えすると同時に、いますぐはじめられる方法を、
フルカラーの事例写真をまじえながらご紹介するものです。

※本書は、著者が自主出版したKindle書籍『ちいさなくふうとノート術』に、バレットジャーナルについての記述を大幅に加筆して出版したものです。

内容(「BOOK」データベースより)
1冊のノートになんでも書き出すだけ!いつもごちゃごちゃの頭が、すっきり整理される。タスク、スケジュール、夢…「私のすべて」を管理できる。とにかく、書くことが楽しい!日本初の「書き方」ガイド。

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