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管理人の維能辺シオンです。 現在、職業マーケター。Data Scientistでもあります。 将来の起業に向けて、粛々と準備中です。 【所持資格】 ・テクニカルエンジニア(データベース) ・販売士一級 ・消費生活アドバイザー ・VEリーダー ・ピンクリボンアドバイザー ・経営学修士(MBA)

Black Box

Black Box

著者:伊藤 詩織

まさにリアルな世界。ノンフィクションの真骨頂といえるのではないでしょうか。ショッキングです。(Inobe.Shion)

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メディア掲載レビューほか
痛々しいほど切実2015年4月3日夜、『Black Box』の著者であるジャーナリストの伊藤詩織は、以前から就職の相談をしていた当時のTBSワシントン支局長と会食した。数時間後、泥酔して記憶をなくした彼女が下腹部に激痛を感じて目を覚ますと、信頼していた人物は全裸の自分の上にいた。そこは、彼が滞在しているホテルの部屋だった。一方的な性行為が終わってベッドから逃げだした彼女が下着を探していると、「パンツくらいお土産にさせてよ」と彼が声をかけてきた。

当事者しか知りえない密室のやりとり、そして、レイプの被害届と告訴状を提出したからこそ直面した司法やメディアの壁について、伊藤はこの本で詳細に記している。

本当は書きたくなかったに違いない。しかし、ようやく準強姦罪の逮捕状が出たにもかかわらず、当日になって警視庁刑事部長の判断で逮捕見送りになり、さらには不起訴処分となった以上、伊藤も覚悟を決めたのだろう。今年の5月には「週刊新潮」の取材を受け、検察審査会への申し立てを機に記者会見を開いた。審査会が「不起訴相当」と議決した際には、日本外国特派員協会で会見に臨んでみせた。

マスコミの反応は今も鈍く、ネットでの誹謗中傷は続いている。そんな状況下で伊藤はこの本を上梓したのだが、通読して強く感じるのは、ジャーナリストとして真実に迫りたいという彼女の心意気だ。それは痛々しいほど切実で、心労で苦しみながら核心へと迫り、権力の傲慢さとともにレイプ被害にまつわる法や社会体制の不備──ブラックボックス──の実相を具体的に伝えてくれるのだった。

評者:長薗安浩

(週刊朝日 掲載)

内容紹介

真実は、ここにある。 なぜ、司法はこれを裁けないのか? レイプ被害を受けたジャーナリストが世に問う、 法と捜査、社会の現状。 尊敬していた人物からの、思いもよらない行為。 しかし、その事実を証明するにはーー密室、社会の受け入れ態勢、差し止められた逮捕状。 あらゆるところに〝ブラックボックス〟があった。 司法がこれを裁けないなら、何かを変えなければならない。 レイプ被害にあったジャーナリストが、自ら被害者を取り巻く現状に迫る、圧倒的ノンフィクション。

内容(「BOOK」データベースより)

信頼していた人物からの、思いもよらない行為。しかし、その事実を証明するには―密室、社会の受け入れ態勢、差し止められた逮捕状。あらゆるところに“ブラックボックス”があった。司法がこの事件を裁けないのなら、何かを変えなければならない。レイプ被害に遭ったジャーナリストが、自ら被害者を取り巻く現状に迫る、圧倒的ノンフィクション。

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知ってるつもり――無知の科学

知ってるつもり――無知の科学

著者:スティーブン スローマン,フィリップ ファーンバック

インターネットはある意味毒です。物事を知ることの容易さを格段に上げたのですが、知るレベルは低くなってしまったのではないでしょうか。簡単に知ることができるからこそ、深くまで知ろうとしない。そんなふうになってしまった気がします。だからこそ、特に学生には学ぶことは簡単ではないこと、奥が深いことを知ってほしいと思います。(Inobe.Shion)

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内容紹介

◎たちまち6刷! 今話題の本
◎各分野の第一人者がこぞって絶賛! !

『サピエンス全史』著者 ユヴァル・ノア・ハラリ激賞
「著者らが正しければ、有権者や消費者により良い情報を与えることは無意味に等しい」
(ニューヨーク・タイムズ紙 2017/4/18)

橘玲(作家。『言ってはいけない』)
「芸能人の不倫や官僚のセクハラ、あらゆる分野で「知ってるつもり」が増殖中」

竹内薫(サイエンス作家)
「AI時代に人間の「知」はどう進化するのか。常識を覆し、ぐいぐい読ませる本」
(日経新聞 2018/4/19)

池谷裕二(脳研究者・東京大学教授。『単純な脳、複雑な「私」』)
「知的生物たるヒトはその高度な知性ゆえに無知の罠から逃れられない。気の毒すぎて「私」という生物がますます愛おしく感じられます」

入山章栄(早稲田大学ビジネススクール准教授。『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』)
「最高に面白い! 現代認知科学の成果を知るための決定版が本書。人の「愚かさ」と「賢さ」の仕組みが抜群によくわかる」

キャス・サンスティーン(ハーバード大学ロースクール教授。『実践 行動経済学』)
「この本が大好きだ。私たち個々人がどれほどものを知らず、人類全体としてはどれほど多くを知っているかを明らかにしてくれた。重要な仕事であり、面白い。必読」

スティーブン・ピンカー(ハーバード大学心理学教授。『暴力の人類史』)
「人間は自分で思っているより物事を理解していない。自分がどれほどわかっていないかをわかっていないのだ。それを治す薬はないが、対処法ならある――この本のことだ」

エリザベス・コルバート(ピュリッツァー賞作家。『六度目の大絶滅』)
「本書は教えてくれる――自分に都合の悪い情報を拒絶すれば、われわれはトランプ政権と同じになってしまう、と」
(ニューヨーカー誌 2017/2/27)

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●自転車や水洗トイレの仕組みを説明できると思いこむ。
●インターネット検索しただけで、わかった気になりがち。
●極端な政治思想の持ち主ほど、政策の中身を理解していない。
●多くの学生は文章を正しく読めていないが、そのことに気づいていない。

人はなぜ、自らの理解度を過大評価してしまうのか?
それにもかかわらず、私たちが高度な文明社会を営めるのはなぜか?

気鋭の認知科学者コンビが行動経済学から人工知能まで各分野の研究成果を総動員して、
人間の「知ってるつもり」の正体と、知性の本質に挑む。
思考停止したくないすべての人必読のノンフィクション。

出版社からのコメント
ツイッター、上司、公文書改ざん。この本を編集してから、世の中のいたるところに「知ってるつもり」を見つけてしまう毎日を送っています。まずは読んでみてください。(担当編集者)

内容(「BOOK」データベースより)

インターネット検索しただけで、わかった気になりがち。極端な政治思想の持ち主ほど、政策の中身を理解していない。多くの学生は文章を正しく読めていないが、そのことに気づいていない。人はなぜ、自らの理解度を過大評価してしまうのか?それにもかかわらず、私たちが高度な文明社会を営めるのはなぜか?気鋭の認知科学者コンビが行動経済学から人工知能まで各分野の研究成果を総動員して、人間の「知ってるつもり」の正体と、知性の本質に挑む。思考停止したくないすべての人必読のノンフィクション。

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デービッド・アトキンソン 新・生産性立国論

デービッド・アトキンソン 新・生産性立国論

著者:デービッド・ アトキンソン

大変示唆に富んでおり、多くの気づきがありました。「人口減少」という前提に立った時、拡大は非常に困難。それを考え方の軸としないと多くのことでミスジャッジを起こしかねない。まさにそこなのだと思います。(Inobe.Shion)

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内容紹介

猫も杓子も生産性、でもほとんどの議論は間違いだ!

『新・観光立国論』(山本七平賞)で日本の観光政策に多大な影響を与えた筆者が、
今度は34年間の集大成として「日本経済改革の本丸=生産性」に切り込みます。

読めば納得、目からウロコ、歯に衣着せぬ「アトキンソン節」、全開!

【本書の内容】
・「良いものをより安く」が国を滅ぼす
・日本企業の数は「いまの半分」でいい
・最低賃金を上げて「経営者」を追い込むべし
・かつて「人口が半減した国」に学べ
・「女性優遇」では生産性は上がらない
・生産性を高めないのは「親を見殺しにする国」になる道 他

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日本人は「生産性」と「効率性」を混同しています。
たとえば、誰も求めていない商品を「効率よく」つくることは可能です。
しかし、売れない以上、「生産性」はゼロです。
生産性のないもののことを、無駄と呼ぶのです。
――デービッド・アトキンソン
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内容(「BOOK」データベースより)

人口減少で「経済の常識」が根本から変わった。日本に「労働者の黄金時代」が訪れる。「労働者の質」はトップレベル。「無能な経営者」こそ問題だ。生産性向上のための「超具体的な方法」を初公開。

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夕学講座「国語辞典から現代日本語が見えてくる 」/飯間 浩明先生

タイトル:「国語辞典から現代日本語が見えてくる 」
講師:飯間 浩明(国語辞典編纂者、『三省堂国語辞典』編集委員)
日時:2018/6/21(木) 18:30~20:30
場所:大阪商工会議所(サテライトLIVE放送)

これだけネットでいろいろな情報があるなかで、国語辞典って必要なのというところがありますが、そのあたりについて気付きを与えてくれました。

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よくわかる中小企業のためのIoT導入ノウハウ

工場管理2018年4月臨時増刊号[雑誌:よくわかる中小企業のためのIoT導入ノウハウ]

著者:工場管理2018年4月臨時増刊号

今度、自社の工場での業務改善にむけて、視察に伺います。日頃から「仕掛け探し」などをしつつ鍛えるようにはしていますが、あまりに無知も問題なので事前準備でこれともう一冊、準備をしておこうと思っています。(Inobe.Shion)

技術 古い ライン フロー 金属 機械 工場 業界 製造 行 パイプ 配管 エンジン モーター 加熱 腺 ガイド ステンレス パイプライン 失効した 病気の 酸化された 圧力水ライン 水パイプ 接続 フランジ 水管 ボイラーハウス フル・パイプ流量計 水の接続

内容紹介

製造業の新潮流として脚光を浴びるIoT(モノのインターネット)。IoT導入に積極的な姿勢を見せる大手企業に比べ、中小企業では設備やコスト、人材などが障壁となり、実用に至る例は多くはない。そして、こんな疑問や悩みを抱える企業も多いことだろう。IoTを導入するには何から始めればよいのか?身の丈に合うIoTとは?IoTを活用するとどんな展望が見えるのか? 本号は、10社の導入・実践事例のほか、技術動向、地方機関による導入支援、中小向けIoTツール・ソリューションの紹介など、多角的な視点から導入・活用のノウハウを伝授。中小企業の疑問や困り事の解決のヒントが見つかるIoT必携書!

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なぜか人事関連本が目白押し!

私は直接人事部門ではないのですが、人事部門の方からよく相談を受けることや、もともとMBA取得時も「組織」であり「人」こそが企業パワーの源泉で、どんな優れた戦略であってもそれらが整わないと無意味だと思っている一人です。

なので、「組織は戦略に従う」べきだと思いますが、最終的には「戦略は組織(人)に従わざるを得ない」という見解です。

このあたりに参考になりそうな書籍がたくさん出ていますので、できるだけ読んでいきたいと思いますが、まずはリストアップだけさせてもらおうと思いました。

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アパレル系の反乱!

衣料SCMにおいて、たとえばZOZOTOWNのテクノロジーへの取り組みなどは、川下パワーがどんどん大きくなっていきかねません。

その流れにストップをかける意味もあるのでしょう。アパレルのなかでも早く動く必要があるとは思ってましたが、そう言った動きがありました。

オンワード樫山 事業戦略発表会

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