著者:木村 達也
2009年・・・10年以上前の本ですが、友人が貸してくれましたので読んでみました。ほぼオフラインの話で非常に懐かしく思いながら読みました。このころから、ネットとの連携からe-CRMなどと言われ、そしてMAへとつながっていく時代を感じさせる内容です。(Inobe.Shion) |
内容紹介
現代の変化する市場と顧客へどのように適応するかを研究者と9人の実務家が戦略的に論じた論文・事例集となっており、戦略的マーケテイング及びこれからのCRMの方向性を明らかにした好著です。 内容(「BOOK」データベースより) 理論的背景から、現代の変化する市場と顧客へどのように適応をしていくかを研究者と9人の実務家が戦略的に論じた論文・事例集。早稲田大学ビジネススクールで実際に講義されているホットなトピックスを収録。 著者について 早稲田大学大学院商学研究科(ビジネススクール)教授。早稲田大学商学部卒、英ランカスター大学大学院修了(MBA)。広告会社勤務の後、外資系航空会社、消費財メーカー等においてマーケティング戦略の策定、実施に携わる。早稲田大学博士(学術)。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 木村/達也 |
しかしながら、実際には多くの企業で機器売上額だけで顧客を評価してしまっている状況が、よく見受けられます。(p.32) |
当時は大手通販企業に在籍していましたが、顧客ごとの収益を作っていたことが懐かしく思い出しました。ここでも「最重要顧客」「通常顧客」「低収益顧客」と分けられていますが、これに加えて顧客の成長予測を掛け合わせなければなりません。
今となっては当たり前のことですが、特に2000年前後ではこういった事例はデータを持っている企業でしか行われてなかったですね。
どこも「個」と結びつけるために必死でポイントカードでその情報を集めるようになり、そして今はスマホアプリという流れになってきています。
データとテクノロジーの融合、まさにこれこそが大きなテーマです。
その後、CRM、個客をテーマにした本が多く出版されるようになりました。
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