リクルートの「内定辞退率予測」販売について思うこと

もう2週間くらい前のニュースですが、リクルートキャリアが運営する就職情報サイト「リクナビ」で、 学生が内定を辞退する確率データを企業向けに販売していたサービスの件がありました。

Selective Focus Photo of Tree Snow

売る方も売る方なら、買う方も買う方です。「リクナビ利用企業3万社のうち38社のみを対象にしたテスト段階だったといい、販売価格は、他サービスと合わせて1シーズンで1社あたり400万〜500万円だった」(※1)とのことです。

どう思われましたか?

この背景には、「採用難」があるようです。採用活動においての内定辞退率が高くなっており、なかなか企業も採用人数を確定できない、人材を確保できないという事情があるようです。

難しいとは思うのですが、魅力ある会社、働きやすいとかではなく、働き甲斐のある会社にしていくことこそが本来の目指すべき方向だと思うのですが、こういう小手先の手段でビジネスをする方もする方だし、やっぱり買う方も買う方だと思います。

しかもテストとはいえ、このサービスを使ったとして名前が出ている企業はそれこそ名立たる企業なわけで、まったく世の中どうなっているのかと思ってしまい今日この頃です。

(※1)資料

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