仕事ができる人の頭の整理学大全

仕事ができる人の頭の整理学大全 (できる大人の大全シリーズ)

編集:ビジネスフレームワーク研究所

いくつか、はじめてお目にかかるものもあったが、概ね知っていること。しかしそれが実践できているかと言われるとなかなかできていないのが事実で、こういった書に触れることで、不十分である点を随時チェックしていかなければならないということが心底思い起こさせられる。(Inobe.Shion)

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内容紹介

たくさんの選択肢を前にして、どこにどう進むべきか、自分の”最善手”がわからないー。
そんな時は、この本で周囲のゴチャゴチャも、気持ちのモヤモヤもスッキリさせよう。
目からウロコの簡単なやり方で思考の”見晴らし”が突然よくなる。
いつも仕事で結果を出せる人に共通する“考え方のコツ”がつかめる本。

内容(「BOOK」データベースより)

1日の作業をいますぐクリアにする付箋使いのコツ。重要な情報だけをストックできる「網の目スクラップ法」。脳を活性化させるA4サイズの裏紙メモ。引き出しの一つは常に「空」にしておくべき理由。情報整理の速度が10倍アップする「色付きルーズリーフ」…あらゆる「ムダ」をまとめてスッキリ!思考、直感、決断、分析、戦略…いつも結果を出せる人に共通する“考え方のコツ”がつかめる本。

パッと見てイメージで記憶しているだけでは、うまく説明できないはずだ。それに気づけば、理解しやすいような表現を探したり、付帯する情報を仕入れたりという作業ができる。何となく理解しているだけではわからなかった、情報の穴が見えてくるのだ。この作業に慣れれば、「見たことを整理して的確に伝える」という流れが身についてくるだろう。(p.89)
決断力=合理性+倫理観+感情
3つの要素のバランスは何より大切なのだが、的確な決断を下すためにはまず後天的に身に着けやすい合理性を鍛えるのが早道なのである。

合理性とは、無駄がなく論理的なことで、目的に合わせて鍛えることができる。ビジネスに対する決断が必要だとしたら、ビジネス書を読んだり識者の話を聞いて学ぶことで、より合理的に動くことができるだろうし、判断を誤ることもないはずだ。(p.99)
作業の「間引き」は効率化の鉄則
進行中の作業から必要がないものを間引き、優先順位の高いものから処理するという鉄則を守るだけでも、仕事が整理されて効率よく動けるようになるのである。(p.103)
優先順位をつける前に「大前提の条件」を確認する
作業に取り掛かるときには、何を優先するかを考える前に、まず優先順位を考える前に、まず優先順位を決める条件は何かということを改めて確認したい。しかし、経験を積んで作業に手慣れてくる頃になると、優先順位を間違えるという罠に陥りやすい。目的は何か、プロジェクト全体の中でどんな役割があるかなどを考えれば、重要視しなければならないことはおのずと見えてくるはずだ。いくら効率よく作業をこなすことができても、大前提となる条件が間違っていたら元も子もない。忙しいときほど、思い込みで突っ走らないようにクールダウンしてから物事を進める癖をつけておきたい。(p.105)
与えられた選択肢を疑ってよりいい選択肢を提示する
すでにある選択肢の中から選ぶということに縛られていたら、それだけで発想の自由は奪われてしまう。提示された選択肢が唯一絶対のものだというルールがない以上、本当のベストは何なのかという視点で考えたほうがいい。(p.109)
成功体験はなぜ失敗の原因になるのか
過去に成功したやり方を踏襲することは、失敗したくないという気持ちの表れだが、そのせいで失敗するリスクが上がるというのは皮肉でしかないだろう。うまくいったある時とは何が違って、何が同じなのか、踏襲できる部分とできない部分をそれぞれ見極めてみたい。それができてはじめて、成功体験を糧にすることができる。過去の成功にしがみついていたら、それ以上の成長は見込めない。蓄えてきた成功の図式は、比較検討する事例の一部くらいに考えておく程度でちょどいいのかもしれない。(p.115)
絶好のタイミングとの出会いは「継続」することで生まれる
頭の中にいくら素晴らしいアイデアがあっても、自分から行動を起こし、いつでも起業できる状態を継続しておかなければ何の意味もない。つまり、いざというときに行動を起こせないというわけだ。最高のタイミングが訪れたとき、そのタイミングを最大限に生かすためには、継続することが絶対条件なのである。そうすれば、絶好のタイミングは向こうからやってくるのだ。(p.123)
報告書の作成に不可欠は「3R」を満たせ
読んで価値があると思わせる報告書を作るコツは、必ず3Rを盛り込むことだ。3Rとは「research=調査」「result=成果」「risk=危機」のことを指している。・・・これらを確実に盛り込むことで、将来性があり、実行する価値のある報告書が生まれるのだ。(pp.224-225)
重要な決断を下せる2つの視点とは
決断の時に必要なのは、短期的視点と長期的視点である。人はどうしても目先のことを考え、近視眼的な見方で物事を決めてしまうことが多い。・・・短期的視点は、その場限りの応急処置的な対応になりがちで、すぐに次の新たな問題が生じ、それが問題の連鎖を産むこともある。そこで、それを避けるために重要なのが長期的視点である。(pp.232-233)
目標達成のために「過程を整理する」理由
なぜ継続できないのかというと、その原因のひとつが目標達成のための過程が整理されていないということにある。漠然とした目標を掲げるだけでは、どうやってそこに到達すればいいのかがはっきりしないのだ。・・・目標を立てたら、いつまで、何をして、どんな成果を得たいのかということをしっかりと整理しておかなければ、あれこれ手を出しただけで結局中途半端になってしまい、手応えがないことでやる気を失ってしまうのだ。(pp.244-245)

なかなかうまくやりつけせていないアイデアもいくつかありました。しっかり身に着け、自然体で行えるようになりたいものです。

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