HBR 2019年 6 月号 雑誌 (データドリブン経営)

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もう何年前になるでしょうか?僕が某ベンダーのユーザー会で「データドリブン」について語ったのは。

まずは、マッキンゼーの方が執筆されている「データドリブン経営の本質」。

企業が生き残るための必須条件とは、「データドリブン経営」であると指摘。そして、データドリブン経営の本質は、企業内にデータ分析者や人工知能(AI)技術を取り入れるだけではなく、組織の全社改革にあるとのこと。

そのあたりは、実際にデータドリブン経営を社内に浸透させようとしていた私としては、当たり前すぎる話なんですが、文中ではこんな風に書かれています。

日本に目を向けると、データドリブン経営を実現できている企業は、ほんの一握りに過ぎない。データ主導の意思決定は広がりつつあるものの、その本質が全授業員の働き方や意思決定の方法を変えるという「全社変革である」と認識している企業は、まだまだ少ないのだ。(p.23)

データドリブン経営のインパクト大きい5つの領域として、①R&D、②営業、マーケティング、③製造、サプライチェーン、④コーポレート部門、⑤新規事業、イノベーションとされている。

 

まぁ、そりゃそうだという感じです。

●組織を変革する際に立ちふさがる4つの壁
①データの壁:成功の定義とデータの特定
②リソースの壁:脱アウトソース
③組織の壁:機能横断的なデザインを
④マインドの壁:アカデミーと組んだ人材育成

●全社変革を実現するための4ステップ
①明確なビジョンを打ち立てる
②ロードマップを描き、大きく舵を切る
③最初のパイロットを絶対に成功させる
④従業員に投資して全社に拡大する

マッキンゼーの調査では、実際にデータドリブン経営に成功した企業の87%が、組織の再設計、コミュニケーション、従業員トレーニング、従業員の採用などに変革予算の半分以上を費やしている。したがって、外部ベンダーにではなく、自社の従業員に対して大きな投資をすべきだということだ。(p.35)

このことは、一般的なITのところでも言われていますね。とにかく「ヒト」・・・それは本当に大事で、ヒトを大事にできない会社に未来はないと私も考えます。

まずは、1本の簡単なレビューでした。その他の記事についてはまたの機会に。

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