自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング


自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング

著者:アラン・ピーズ,バーバラ・ピーズ … 

まさに「ブレイン・プログラミング」。夢を叶えるためのプログラムの作り方が丁寧に書かれています。今まで多くのこの類の本を読みましたが、これは腹落ちする部分が多かったです。(Inobe.Shion)

内容紹介

★日テレ系「世界一受けたい授業」に著者が出演、大反響!!
「脳をだまして悩みを解決! 世界的ベストセラー作家の脳科学授業」
★世界累計2700万部を叩き出した『話を聞かない男、地図が読めない女』著者の最新刊!
★世界34か国で発売決定! 話題沸騰のベストセラー、ついに日本上陸!!

著者アランとバーバラが人生最大の危機におちいったとき、
二人が頼ったのは脳科学だった。
どうすればこの苦境を乗りこえて、
成功への道を切りひらくことができるのか。
最新の脳科学を学んだ二人が見つけ出したのは、
危機をチャンスに変えるため、
脳をプログラミングしなおす方法だった。

そう、脳には、自分でプログラミングできるシステムがあり、
これをうまく操作すれば、人生は驚くほど思いどおりになる。

本書では、著者夫妻が自らの体験を
赤裸々にユーモアたっぷりに語りつくし、
人生を望みのままに形づくる技を伝授する。

本書に書かれていること:
●脳科学の最新研究をどう利用すれば、
人生を成功に導くことができるのか?
●人生を変えるには、まず何をすればいいのか?
どうしたら自分の望みを知ることができるのか?
●信念を持って目標を貫きとおし、
仕事も人間関係もバラ色の人生を手に入れるには?

「今の状況から抜け出したいのに、
どうしたら最初の一歩を踏み出せるのかがわからない」
そんな悩みも本書を読めば解決する。

この本を読めば、
あなたが心から望むことが何なのかがはっきりし、
それを手に入れるための方法がわかるだろう。
そして、これからの人生で、
どこへでも行きたいところへ行けるようになるには、
どうしたらいいのかを知ることができるだろう。

著者について
アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ(Allan Pease&Barbara Pease)
講演家、作家。ビジネスにおける人間関係を語る第一人者として、多数の著書を執筆。100か国以上で出版され、55の言語に翻訳された著書の累計発行部数は2700万部を超える。日本でも『話を聞かない男、地図が読めない女』『嘘つき男と泣き虫女』(主婦の友社)などが大きな話題を呼び、ベストセラーとなった。セミナーも毎年30にのぼる国々で開催している。夫妻の著作をもとにテレビ番組9シリーズ、舞台4作、映画1作が制作されており、なかでも映画は観客動員総数が1億人を超えるヒットを記録した。夫妻が拠点とするピーズ・インターナショナル・リミテッドでは、アラン・ピーズの講演DVDを販売しているほか、世界の企業や政府機関に向けて研修、セミナーを企画運営している。また、人間関係に関するコラムも月1回発行しており、25か国の2000万人以上が購読している。
オーストラリアの自宅で、子ども6人、孫5人に囲まれ暮らしている。

市中芳江(いちなか・よしえ)
翻訳家。神戸市外国語大学を卒業後、貿易会社勤務を経て翻訳の道へ。産業翻訳を経験したのち、現在は書籍の翻訳へと活動の場を広げている。訳書に『僕はダ・ヴィンチ』(パイインターナショナル)、『米軍基地がやってきたこと』『紙 二千年の歴史』(ともに共訳、原書房)がある。

本書の帯に次のように書かれています。

まずは何をしたいのかを決める。どうすればそれがかなうのかは考えない。目標を心に決めれば、答えはすぐに見えてくる。

最終的にはこれに尽きるんでしょうね。さぁ、読んでいきましょう。

続いて出てくる、「はじめに」の引用、これまた素敵な言葉です。

人生は、きれいに手入れの行きとどいた体で安全に袴でたどり着くための旅であってはならない。
もうもうと立ち込める煙のなか、船の甲板を転がって舷側に叩きつけられ、全身が傷だらけになってすっかり疲れ果て、「まってくなんてひどい乗り心地だ!」と、大声で泣きわめいてこそ人生だ!
(ハンター・S・トンプソン)
脳には、あなたが自分で思い通りにプログラミングできるシステムがあり、これをうまく操作すれば、どこへでも行きたいところへ行けるようになる。最初の発見者は、ジュゼッペ・モルッチとH・W・マグンという二人の科学者だ。この二人によると、脳のなかには人生をどの程度まで成功させられるか、失敗に終わらせてしまうのかの決め手となるシステムがあり、それは私たち一人ひとりに備わっているという。(p.3)
一つの考え方をもっとも効果的に学習できるのは、ある程度の間隔を置きながらその考え方に6回接したときだということが研究によって明らかにされている。初めて読んだり聞いたりした考え方が、それまでの自分の考え方と食い違っていると、脳は新しい考え方を拒否して受け入れない。自己啓発セミナーに行っても、なかなか効果を実感できなのはそのためだ。だが、同じ考え方に6回接すると、脳は新しい考え方を受け入れるようになり、やがて心の奥までその考え方が浸透していく。(p.5)
「RAS(Reticular Activationg System:網様態賦活系)」というのは、哺乳類の脳幹にある「網様体」という神経の集まりで、体の生命活動を維持する働きだ。RASの働きがなければ、人は生物として生きていけない。私たちがつねに眠ったり目覚めたり、呼吸したりできるのも、心臓が一定のリズムで動くのも、実はRASのおかげだ。それだけではない。行動しようという意欲や性欲が起こるのも、おなかが空いて「食事にしよう」と思うのも、体内の老廃物が排泄されるのもRASの働きがあるからだ。意識レベルのコントロールにもかかわっている。何か特別な物事に関心があるとき、それに関係する情報が、パッと目に飛び込んできたりするだろう。それもRASのなせるわざである。RASが傷つくと昏睡状態に陥るのでで、ナルコレプシー(過眠症)のような病気はRASがうまく働かなくなることが原因だと言われている。(p.21)

RASが非常に重要だということですが、ナルコレプシーとも関係があるということは、「睡眠」とも関係が深いということになりそう。自分ではショートスリーパーだとは思って、平均3~4時間の毎日ですが、最大限に能力、脳力を活かすにはこれがベストではないかもしれません。そのあたりの問題意識ももって読み進めていきます。

RASは脳に入るほとんどすべての情報を中継していることが明らかになった。RASは、入ってくる情報をふるい分けて、何に注意を向けさせるか、どれくらい関心を呼び起こすか、どの情報をシャットアウトして脳に届かないようにするかを判断する。(p.23)
脳に毎日送られる情報のうち、99.9999%はあなたの知らないうちに処理され、消えている。なぜなら、そうでもしなければ、日々を平穏無事に過ごすことなどできないからだ。(p.25)

情報のふるい分けのツールとして、人は進化の過程でRASという仕組みを獲得したと書いてます。

何か望まないもののことばかりを考え続けていると、その望まないものにあなたの意識が向くように、RASをプログラミングしてしまうことになる。望まないものばかりが目に入ると、自分がひどい状況のなかでの闘いを強いられているという強迫観念に襲われて、苦しむことになりかねない。「望むこと」だけを考え、「望まないこと」は考えないように、くれぐれも申し上げておきたい。(p.34)

これは非常に大事なことですね。ついつい「望むこと」を考えるとその逆の「それがうまくいかなかったら」というようなことに結びつけてしまいます。ですが、そんなことは考えずに、「望むもの」だけを考えて、あとはRASに任せるということがこのあと出てきます。

このRASという天然のフィルターは、あなたが考えていることや、関心を向けていることを、だんだんと潜在意識に染み込ませていく。そして、潜在意識に染み込んだことを、そのうち再び目の前に出現させる。うれいしことに、RASは言葉を正確に選んで意識的に語りかけていけば、あなたの思い通りにプログラミングできる。あなた自身の現実は、たった今から自分でつくり上げていくことができる。(pp.34-35)

これまではスピリチュアルな切り口で書かれているのは多々ありましたが、科学的な目線で書かれているのは初めてですね。と言いつつ、科学的なところはほんの少しではありましたが・・・。

続いて、第2章「自分の望みをはっきりさせる」です。

何か大きいことを成し遂げたい。心ひそかにそんな野心を抱いている人はいないだろうか?もしそうなら、それをいつまでも心の奥深くにしまっておくことはない。人生で自分が心から望むことに気づかない人は実に多い。・・・自分が人生で何を望むのかをハッキリさせるには、それなりのやり方というものがある。そして、たいていの人はそのやり方を知らない。(pp.39-40)

ここからが、ブレインプログラムの1行目という感じでしょうか。

まず、自分がやりたいこと、達成したいと思うことを書き出そう。どんなに些細なことでもいい。人の目にどう映るかは関係ない。今でも大切にしている子供のころの夢、これまでに見たり聞いたりして心を動かされたことのあるアイディアなど、何でも書いていく。(p.45)

まずは書き出していきましょう!10~20項目を目指して。そして誰にも見せないように。特に批判好きな人、夢を奪おうとする人には。

まず何をしたいのかをはっきりさせる。どうすれば達成できるのかは、RASに任せておけば、そのうち自然に分かる。(p.49)

どうすれば達成できるのかを考え出すと、人は委縮してしまうので、それについては考えてはいけないとのことです。特にこの段階では。

リストに項目を書き出すと、書いたことに関係する情報が、どこへ行っても目につくようになる。書けば必ず、それに関係する情報や疑問に対する答えが目の前にあらわれる。・・・項目を紙に書くのが大事なのは、書くことによってそれぞれの輪郭をはっきりさせ、一つ一つを分けて考えることができるようになるからだ。(pp.56-57)

そしてこの目標ですが、必ず「手書き」するよう書かれています。なぜなら、ある大学の実験によると、目標を手書きしたときの達成率と、キーボードでタイプしたときの達成率を比べたのである。すると、手書きするだけで、達成率は42%も上がることが分かったという。

手書きするとRASが活性化され、目標のことを考えていてもいなくても、RASの指示を受けた潜在意識が、目標達成に向けて働きだすようになる。(p.58)

もしかして、尻文字だともっと全身を使うのでRASは活性化されそうな気がしますね。笑うところですが、真面目に考えています。

何をしたいのか、何が欲しいのか、何になりたいのか、はっきりとわかると、RASはそのための方法を探し始める。目標を心に決めると、それに関係する情報が次々に目や耳に入り、詳しいことを知ることができるようになる。実に単純な方法だ。それなのに、実行する人はほとんどいない。(p.59)

そして、次も重要です。

目標のリストをつねに読み返していると、自分にとってどの目標が本当に大事なのか、あるいは大事でないのかが見えてくる。その時は新しい項目を書き加えたり、すでに書いた目標を修正したり、削除したりするとよい。やがて、何度読んでも輝きを失わない目標がいくつかあるのに気づくだろう。それがあなたにとって一番大切な目標である。・・・あらゆる場所で、いつでも見られるようにすること。新しい考えが浮かんだら、それもリストに追加しよう。リストは長ければ長いほどいい。(pp.59-60)

どういうことがリストの内容にいいのかを提案してくれています。それは・・・

「お金なんかもらえなくても、喜んでやるけど、それでもお金にできることは何だろうか?」と、あなた自身に問いかけてみよう。この質問に対する答えがわかったとき、あなたのこの世の使命は見つかる。(p.63)

さらにこんなことまで・・・

お金なんかもらえなくても、チャンスさえあればやりたいことは何ですかと聞かれたとき、「それは今の仕事でやっていることです」と答えることができるだろうか。もし、そうではないなら、すぐに今の仕事をやめる計画を立てよう。「仕事」は、無一文になるよりましだからやる「金稼ぎ」ではない。・・・先行きを案じるあまり身をすくませてはいけない。まっすぐに夢を追いかけよう。(pp.67-68)

そして、極めつけとして、

「こんな自分になりたい」と決心しなければ、絶対に今の自分を変えられない。(p.71)

では、第3章です。

リストに書いた項目を「A」「B」「C」の3つに分けて書き直してほしい。「Aリスト」に入れるのは、近いうちにきっと達成できるだろうと思うことと、今の自分にとって、もっとも大事だと思えること。「Bリスト」には、今の自分にとってはやはり大事ではあるけど、本当に達成しようと決断する前に、もう少し考える時間が欲しいと思う項目を入れてほしい。「Cリスト」には、おもしろい、挑戦してみたいと思うけど、まだわからないことが多いので、「Aリスト」や「Bリスト」に入れるほどには意欲をかきたてられない項目を入れる。つまり、できれば達成したいという程度の目標なら「Cリスト」に入れる。(pp.74-75)
次に、「Aリスト」と「Bリスト」の項目に、やりたい順番に1から番号を付けていってほしい。このリストが、これからの人生の方向を決めていく基準になる。とりあえず、今の順位でいい。次の日に見直して気が変わったら順位を変えていく。(p.75)

[Aリスト]今の自分にとってもっとも大事だと思えること
[Bリスト]今の自分にとって大事だが、決断前にもう少し考える時間が欲しいもの
[Cリスト]挑戦してみたいがまだわからない、できたら達成したいこと

やる気に火をつけるには、目標をハッキリと具体的な言葉で書く必要がある。具体的というのは、いつまでに(年月日、時刻)、どれくらいの規模で(量、金額)達成するか、どんな形、色、寸法のものを手に入れるかなど、達成した結果得られるものが書かれていることを意味する。(p.77)
目標を肯定的に書くと、脳にイメージが湧いてやる気が起こるが、何かを否定する書き方で書くと、イメージがまったく浮かばないので、やる気も起こらない。(p.80)

これは良く言われることで、完了形で書いた方がいいと書かれている本も多数ありますね。それはどうなんでしょうね。どちらにしてもイメージをしっかり浮かぶように書くということが大事です。

本当に求める目標だけを書こう。身の回りの限られた範囲内では最高というだけで、妥協してはいけない。(p.82)

ここでは、自分にぴったりの伴侶を見つけるためにも妥協してはいけないと書かれており、含蓄があります。

第一のステップとして最も大事なのは、このあとすぐに書く。目標を達成した自分をイメージせずに、どうすれば達成できるのかを心配する人があまりに多い。それを先に考えようとするから、気をくじかれて、せっかくの思い付きをあきらめてしまうことになる。(p.84)

そして、SF作家のロバート・ハインラインの言葉が載せられていて、まさにその通りだと思います。

目標をくっきりとイメージしなければ、毎日の些細なことばかり追われて、いずれはその奴隷となってしまう
- ロバート・ハインライン(SF作家)
どんなときでも、できれば達成したい目標を「10項目」はリストに入れておこう。目標があったとしても、1つしかない人が多い。だがその目標が実現しなければ、がっくりと落ち込んでしまうことになりかねない。人生に喜びをもたらさなくなった目標にしがみつくのもよくない。目標が10項目もあれば、どれが気持ちにぴったり来なくなっても、まだ9項目も残っているから、前向きな自分であり続けられる。(p.95)

続いて、第4章「期限を決めて計画を立てる」です。

期限を決めて書き込むと、脳が体に「緊急事態」の指示を送り込み、期限に間に合うように行動し始める。(p.102)

そして効果的に「期限」を設定するための3つの方法が書かれています。

  1. 現実的であること。実際に達成できそうな期限を切る。
  2. 短めであること。期限は短めにする方が、良い結果を出せる。
  3. すぐに実行すること。何度も考え直してはいけない。すぐに行動を開始すること。決めた期限までに達成できそうにないと分かって、伸ばさなければならないことはあるが、始めるのを引き延ばさないこと。達成できそうな期間を必ずしも正確に見積もる必要はない。
小さなゴールも、そこへ到達するまでに、もっと小さくて、もっとたくさんのゴールに分けることができないかどうかを考えるとよい。すべて論理的に逆算していけば、今しなければならないことは何か、それにはどのくらいの時間を割り当てられるかがわかる。(p.104)

このあたりが第二のハードルで難しいところだと思います。

打ちひしがれたところで、ゲームからは解放されない。倒れたままでいるなら敗北を認めるしかない。そうなる前に、悲劇に見舞われたら、何とかして立ち上がると決心しよう。

  • 夢は、達成するまでの期限を決めなければ単なる夢に終わる。
  • 期限を決めたら行動しないわけにはいかない。期限は前進するための原動力である。
  • 期限はどんなことにでも決められる。ネガティブな考え方をやめるための期限も。
  • 大きな目標は、小さな一口サイズの目標に切り分けて、一度に一口ずつ片づけよう。
  • 期限までに達成できないと思ったときは、もう一度期限を決め直そう。
  • 期限は現実的で短めなものにしよう。期限に迫られるぐらいのほうがよい。

始めるなら今。目標のうち5つくらいは「期限」を決めて書き入れよう。(pp.117-118)

このあと、第14章まで具体的なお話が続きますので、是非読んでみてください。

最後の第15章「おさらい」からポイントをピックアップ。

人生で成功し、やりたいと思ったことを成し遂げられるかどうか、理想の自分になれるかどうかは、どれほどの才能に恵まれているかではなく、達成までの道のりをどのように計画し、それをどのように進めていくかによって決まる。

  • 紙に書く
  • 小さく切り分けて期限を切る
  • 責任を取る
  • アファーメーション(自己暗示)と視覚化を活用する
  • 新しい習慣を身につける
  • 誰に何と言われ、どう思われ、どんな扱いを受けようが意志を貫く
  • 恐怖や不安は、当たり前のこととして受け入れる
  • 数のゲームを楽しむ
  • 自分の本当の人生を取り戻す
  • あきらめない

さぁ、夢をリストアップして、期限を切った目標を今から作っていきましょう!今からですよ!

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