世界のしくみまるわかり図鑑


世界のしくみまるわかり図鑑

著者:リチャード プラット、ジェイムズ ・ブラウン

作者の一人に、ジェイムズ・ブラウン!?まさか・・・ですよね。でもタイトルがどこかのバラエティみたいで思わず図書館の新着リストを見て、借りたいリストに挙げてたんですが・・・これが、でかい!A3サイズなんです。子供さん用の大型本だったんですが、逆になかなかこういうのをもう見なくなったので、新鮮なのでそのまま借りてみました。(Inobe.Shion)

「world know」の画像検索結果

 

内容(「BOOK」データベースより)
雲の重さはどのくらい?鉛筆を発明したのはだれ?ひもの結び方は何種類ある?みんなの疑問にズバッと答える楽しい雑学図鑑。楽譜の読み方、人体の骨格、太陽系の仲間など、多彩なテーマが美しい図版とやさしい解説でわかる。子どもから大人まで、あらゆる世代の好奇心を刺激する一冊。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
プラット,リチャード
作家。『海賊日誌―少年ジェイク、帆船に乗る』(岩波書店)でケイト・グリーナウェイ賞、スマーティーズ賞、ブルー・ペーター賞受賞

ブラウン,ジェイムズ
イラストレーター、版画家。ヴィクトリア&アルバート博物館や英紙「ガーディアン」などで活躍中

三枝/小夜子
東京大学理学部物理学科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

見開き2ページでイラスト(これがジェイムズ・ブラウンさんの作品)で構成されています。「いろいろな結び方」から始まって、「雲の分類」など非常に興味深いです。

これは子供さんと一緒にこの本を見ながら、あーだこーだって話をすると子供さんの想像力も広がっていきそうな気がします。そんな本です。

「活字の構造」のところですが、次のようなくだりがあります。

グーテンベルクの活版印刷技術のほとんどは、ほかから借りてきたものだった。印刷機はブドウ園のブドウ絞り機をヒントにしたものだったし、紙は写本をつくる修道士から、インクは油絵画家からヒントを得ていた。皮肉なことに、彼の真に独創的な発明はほとんど忘れられている。グーテンベルクの発明の核心は、二つのパーツを組み合わせた木製の立体パズルのような活字鋳造機にあった。文字が凹状に刻んである母型をセットした鋳造機を手に持ち、上から溶けた鉛を流し込めば、冷え固まって文字が凸状に出た活字ができる。この鋳造機を使うことで、経験の浅い職人でも1日に1500個の活字をつくることができた。(p.10)

この偉大な発明であっても、シュンペーターの言うところの「新結合」なんだと改めて思いました。ただ、そこに自分のオリジナルとしてのこの活字鋳造機というのがすごいところですね。そしてそんな印刷も、いまだとデジタルに変わってしまって、最終アウトプットまでのスピードも工程も格段に短くなりましたが、このグーテンベルクのお仕事がなければ、ここまでの情報量にはなっていなかったでしょうから、偉大という言葉では片づけられない大きさを感じます。

あと知りませんでしたが、「黄金比とフィボナッチ数列」のところで出てきますが、黄金長方形というのがあるようです。

「黄金長方形」の画像検索結果

(A+B):A=A:Bというものらしいです。上はさらに「黄金らせん」というのも含んだ黄金長方形の図になってます。オウムガイの貝殻の優美な巻き方や、パイナップルの表面に並ぶ小果のらせん模様にもフィボナッチ数が隠れている。

「黄金長方形」の画像検索結果

その他、非常に子供さんに興味をそそる身近な物ごとについて科学的なアプローチも交えながら書かれていて、楽しめそうです。

小学校低学年くらいのお子さんがいらっしゃる方は是非一度、ご覧いただけるとよいかと思います。

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