10秒でズバッと伝わる話し方

10秒でズバッと伝わる話し方

著者:桐生 稔…

エレベータ・トークというのがありますが、それっぽい話でしょうか?まずはそんなことを思いながら、読み始めてみたいと思います。(Inobe.Shion)

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内容紹介
あなたは自分の会話を聞いたことがありますか?本書は2015年の発行以来Kindle版で10、000回ダウンロード、Amazon自己啓発部門3位を獲得した電子書籍のベストセラー『できるビジネスマンは、話しが短い! 』に大幅加筆、再構成したビジネス書です。電子書籍のもっと実例がほしい、という読者の意見・要望を反映して、著者である桐生稔氏がビジネススクール講師として体験した、話し下手なビジネスマン(スクール受講生)が、できるビジネスマンへと進化する会話術「ノイズカット8つの手法」をコーチング。さまざまなビジネスシーンに的確に、シンプルに対応できる「10秒でスバッと伝わる話し方」がマスターできます。

■10秒でズバッと伝わる話し方 ノイズカット8つの手法

(1)無駄な癖をカットする
→言葉のゴミをカットする(ま~、え~、あの~、その~、この~を削除する手法)
(2)無駄な主観をカットする
→ニーズファースト(自分が言いたいことよりも相手が聞きたいことをベースに話す手法)
(3)無駄なワードをカットする。
→ズバリ発想法(質問することで一瞬で回答を導き出す手法)
(4)無駄な表現をカットする。
→不要な言い回しを捨てる(主語と述語を近づける。句読点を使って短文にする。これ、それ、 あれという抽象的な表現を具体的に表現する手法)
(5)無駄な説明をカットする。
→例え話(同じ映像を相手の頭の中につくり出す手法)
(6)無駄な前置きをカットする
→プリフレーム(事前に内容を提示することで相手に心の準備をしてもらう手法)
(7)無駄な逆接をカットする
→BOX法(異論を別々の箱に流し込んで整理する手法)
(8)無駄な議論をカットする
→Goalファースト(話す目的から発想する技法)

【編集部より】
担当者・最初の読者として、自分の会話を録音。本書にうってつけの会話下手であることを実感。まず、メールから「ノイズカット手法」を実践トレーニング。スタートから約2か月、かなり明快に伝わるメールが書けるようになったと、自負しています。会話の苦手な方はもちろん、人さまの言うことを最後まで聞かないせっかちさん、会話に生まれる間が怖い方にもおすすめできる一冊です。

できるビジネスマンは、知識をひけらかすために情報を入手しているのではありません。仕事で成果を出すために情報を得ています。いつも最新の情報を仕入れながら、

  • この情報を自分の仕事に当てはめると何が言えるのか?
  • この事例を自分の仕事に活かすにはどうしたらいいか?
  • この出来事を自社と関連付けるとどうなるか?

多くのデータから、「つまり」「だから」「何が大切?」と、繰り返し自分の仕事に役立つ情報、アイデアを常に取得しているのです。(p.29)

ニワトリと卵なところもありますが、仕事に関連する情報が集まりやすいように準備をしているということもありますね。やはり情報源自体が多いですよね、できる人は。

できるビジネスマンは、日々、多くの情報を仕入れてポイントを特定し自分の意見を表現する、「要約力」を日常生活の中で磨いているのです。(p.31)

上の内容紹介にある「■10秒でズバッと伝わる話し方 ノイズカット8つの手法」がまさにテクニックのようです。

さらにポイントをプラスアルファして紹介します。

(1)無駄な癖をカットする
→言葉のゴミをカットする(ま~、え~、あの~、その~、この~を削除する手法)
1)無駄な癖「ま、え、あ、そ、こ」を使っているか確認する。
2)無駄な癖を「間」に切り替える
3)10秒の会話は20~30文字でおさめる
(2)無駄な主観をカットする
→ニーズファースト(自分が言いたいことよりも相手が聞きたいことをベースに話す手法)
1)相手にとって不要な主観はカットする
2)ニーズファーストで相手のニーズを事前にキャッチする
3)日々の傾聴を鍛えることでニーズファースト力を磨く
(3)無駄なワードをカットする。
→ズバリ発想法(質問することで一瞬で回答を導き出す手法)
1)人間の脳は質問されると答えてしまいます
2)ズバリ?と質問することで無駄なワードをカットする
3)ズバリ(結論)→なぜなら(理由)という流れで簡潔に説明する
(4)無駄な表現をカットする。
→不要な言い回しを捨てる(主語と述語を近づける。句読点を使って短文にする。これ、それ、 あれという抽象的な表現を具体的に表現する手法)
1)主語と述語を近づける
2)30文字に1つ必ず句読点を入れ、長い表現を避ける
3)「これ」「それ」「あれ」「どれ」を具体的に定義する
(5)無駄な説明をカットする。
→例え話(同じ映像を相手の頭の中につくり出す手法)
1)長い文章よりも1枚の絵を見せたほうが断然早い
2)無駄な説明は例え話でカットすること
3)例え話は連想から生まれる
(6)無駄な前置きをカットする
→プリフレーム(事前に内容を提示することで相手に心の準備をしてもらう手法)
1)無駄な前置きをカットして結論を最短で導くこと
2)プリフレームを使って相手に防御できる体制を与えること
3)話すときは「プリフレーム+結論」という順番で伝えること
(7)無駄な逆接をカットする
→BOX法(異論を別々の箱に流し込んで整理する手法)
1)無駄な逆説「でも」「だけど」「しかし」「ただ」をカットする
2)無駄な逆説はBOX法を使って話を仕分けする
3)「受け入れる」「打ち返す」に「受け止める」というスタイルを追加する
(8)無駄な議論をカットする
→Goalファースト(話す目的から発想する技法)
1)すべての無駄はGoal が不明確であることから始まる
2)無駄な議論はGoalファーストでカットする
3)What 試行よりもWhy思考で臨む

これらのGOODとBADなケースが書かれています。具体的なので理解が進むと思います。

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