図解 ABC/ABM(第2版)


図解 ABC/ABM(第2版)

著者:松川 孝一…

少し古い本ですが、「はじめに」に書かれているところに感動しました。きつい言葉ですが、愛もある・・・この姿勢を常に持っていたいと思いました。

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内容(「BOOK」データベースより)
コストが見える。コストが下がる。導入実践の第一人者による入門ガイドブックがビジネスモデルとの関係を増補してさらに進化。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
松川/孝一
IBMビジネスコンサルティングサービス株式会社パートナー。公益事業部長。東京工業大学工学部生産機械工学科卒業。電力、ガス等の公益業界、流通サービス業界、製造業界、情報サービス業界と幅広くABC/ABM、CS経営、CRM、管理会計をはじめとした経営モデルや経営システム構築プロジェクトを推進している。早稲田大学ビジネススクール客員助教授(MOT専門職大学院)、東京工業大学MOTコース非常勤講師、学習院大学マネジメントスクール講師、業務革新推進協議会(BPIA)運営委員、管理会計学会理事、管理会計学会企業調査委員会常任理事などを兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

冒頭にも書きましたが、「はじめに」に書かれているこの内容は衝撃です。何度も読み返したい重要な観点です。

【重要な観点1】
どんなビジネスでも結局は商品・サービスを開発、製造、流通して提供すること、対価を回収することである。内容や方法、活用技術は多少変わってもバリューチェーン(付加価値業務プロセス)に全く新しいことなどありえない。【重要な観点2】
競争優位確率はABCを通した現状業務の可視化、精緻な分析から、現業の強み(コア・コンピタンス)を抽出、共有することが第一歩である、これを新ビジネスに活用することで、他社が追い付けない参入障壁を構築することができる。参入障壁のない「人まねビジネス」は価格競争にさらされ、撤退の憂き目にあうことになる。

【重要な観点3】
現場改善の積み上げを馬鹿にしないことである。日本の生産技術の圧倒的競争力は現場改善の積み上げにあることを忘れてはいけない。「個別最適は全体最適に非ず」は事実であるが、「全体最適は全体を勘案した個別最適の積上げ」である。個別最適を軽視にすると、一見賢いように見えるが、何一つ良くならない。

【重要な観点4】
業務プロセスを変えなければ会社は絶対に良くならないが、業務プロセスを変えただけでは何の解決にもならない。人を動かして人件費を下げるか、新プロセスを通して顧客がより高い商品を多く買って初めて業績に反映するのである。付加価値のない業務から競争力の源泉となる業務に人を移し、マーケットが広がって初めて業績が良くなるのである。

【重要な観点5】
社員は皆、会社のために一生懸命働いているものである。非効率なやり方でやらせているのは、マネジメント(経営者および管理者)であり、現場ではない。現場は絶対に責めてはならない。付加価値業務を減らして、社員のキャリアにつながる企業固有の競争力源泉業務を増やすことは現場ではなくマネジメントの使命である。現場を大切にし、しかしながら現場任せにしないことが企業生き残りの最重要ポイントである。

まだこちら読んでいる最中ですが、おそらくポイントを書くにも内容充実で書ききれないので、いったんこのポイントだけ挙げておきます。

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