講座・企業家学:松下パナソニックと三洋電機・松下電工


<第1回>
松下パナソニックと三洋電機・松下電工
~誕生分離から統合合体まで~
(老舗学研究会共同代表 前川洋一郎先生)
場所:大阪企業家ミュージアム(6月3日)

90分の講座ですが、とても早口の大阪弁で進められましたが、それでも時間オーバーの盛り沢山の内容でした。

批判的なコメントもありましたが、前川先生自身がプロパーで松下電工に入られ、そのまま取締役にまで上がられた方なので、自社愛の裏返し的なところも感じました。

非常に興味深い講座でした。

次のような内容でした。

第一部 幸之助翁時代の松下電器の発展と成功の要因
①松下夫妻・義弟3人の家族企業から戦前の超ベンチャー的成長
②戦前からの一貫した事業部制・分社制によるマネジメントと大発展
③戦前・戦後を通じて強い志と幸之助流のコーポレイト・ガバナンス
④幸之助自らのM&A駆使の領域拡大と頼まれM&Aによるグループ形成

第二部 戦後混乱期の三洋電機と松下電工の誕生・分離と発展
①戦中・戦後の混乱と配線にょる誤算、そしてPHPへの傾倒
②稀有の若番頭井植歳男の活躍と戦後の独立スピンアウト、
そして三洋電機の誕生発展
③配線の混乱期に、もう一人の番頭丹羽正治の登場と
松下電工の分離カーブアウト、そして発展
④幸之助翁と井植歳男、丹羽正治の関係と三洋・電工誕生の認識
→それだけ、松下は人材を育てていた証左!

第三部 21C 松下パナソニックの大変革と
松下電工・三洋電機の統合・再編
①’90年代から2010年の「失われた20年間」の松下パナの中期計画と業績推移
②松下パナと電工・三洋の間の従来からの付き合い方と再編・解体の流れ
― グループ親子経営のガバナンス
③電工・三洋TOB 100%化の背景と意義
― 日本型経営と株主資本主義
④10兆円構想 ワン・パナソニックのビジョンに向かって統合再編を経て
3社の啓江資源はどうなり、何が生まれたか
→ 創業100年 第二創業へ「大いなる企業家精神」を期待したい!

というようなアジェンダでのお話でした。

2016年よりも若干パワー不足な感じもしますが、今年の「講座・企業家学」、いろいろと吸収していきたいと思います。

http://osaka-chushin.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/05/chirashi.pdf

 

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