色はビジネスの武器になる

色はビジネスの武器になる あなたの仕事効率が劇的にアップする55の方法

色はビジネスの武器になる
-あなたの仕事効率が劇的にアップする55の方法
著者:七江亜紀

内容紹介
3万人の人生を変えたカラーキュレーターが断言!
大事なのは、勝負服より勝負「色」です。●残業したくない日は「青」
●苦手なクライアントには「黒」
●独創的アイデアが必要な時は「黄」
モチベーション、人間関係、時間管理、整理整頓……
実は、色が決め手なんです。●赤ボールペンで「やる気スイッチ」をONにする
●すぐに終わらせたい仕事は、黄色いポストイットにどんどんメモする
●上司に叱られることの多い人は、ロッカーに紺色のネクタイを常備
●ダイエットには「青い箸置き」が効果的
●社内コミュニケーション力を高めたかったら、オレンジ色
●色を味方にするのなら、職場のおやつはチョコレートが最適
●メガネのフレームをワインレッド色にすると、人生が変わる
●机の整理ができない人は、机上の色が多すぎる
■「色」は、人生を切り開く水先案内人です。

人生はうまくいかないこともたくさんありますし、
頑張って働いていてもなかなか認めてもらえないこともあります。
そんなときに「色を使ってみよう」と思うだけで、
状況を変えるための一歩を踏み出していると思うのです。
色の力は強力です。そのことに気づいていない人が多すぎます。
3万人をコンサルティングした“色の人”として断言します。
色を味方にすることができたら、あなたの仕事と人生は
間違いなく変わります。(著者の言葉)

★読書前のaffirmation!
[きっかけ・経緯] 実は、私「カラー・コーディネーター2級」持ってます。
[目的・質問] 改めて、「色」の効果勉強します。
[分類] 146:臨床心理学. 精神分析学

オレンジはコミュニケーション力を高める色なのです。特にギクシャクした状態にはより効果的。インパクトのある色なので、男性が身につけるのには少々勇気がいるかもしれません。・・・コミュニケーションで日々悩んでいる方には、ぜひ積極的に使ってほしい色です。(p.31)

ついビジネスシーンでは「黒」を使ってしまいますが、黒の使用は要注意とのこと。

黒いスーツを着ていると真面目そうに見えますが、表情は暗くなってしまいます。面接のような大事な場面こそ、思い切って明るめの色を身に付けたほうがいいのです。・・・・白い服は、物事にまっすぐに向かっていく力強さを感じさせる。(pp.35-36)
診察室の壁が白だと、ただでさえ具合が悪い患者さんに緊張感を与えてしまいます。白衣を着た医師やナースを見るだけで血圧が高くなる。「白衣高血圧」という症状のあるように、白は必要以上に緊張させてしまう色なのです。(p.46)
色には3つのタイプがあると考えています。
一つ目は、似合う色。「パーソナルカラー」
二つ目は、好きな色。
三つ目は、憧れの色や、自分の目指す道を進んでいくにあたって軸になる色。「テーマカラー」
この三つの色を使いこなせるようになると、人生をもっと輝かせることができます。その中でも、テーマカラーは是非決めてほしい色です。テーマカラーを決めるのは、「自分はこうなりたい」と決意することです。ですから何となく決めるよりは、その色にした理由をきちんと語れるのが理想的です。(pp.53-54)

リーダーシップを発揮できるようになりたいなら「赤」なのだそうです。だから、アメリカの大統領は「赤」のネクタイが多いんですね。

「大統領 ネクタイ」の画像検索結果

テーマカラーを選ぶ際の参考イメージ(pp.57-60)
・ピンク:優しさ
・オレンジ:和み
・赤:攻め
・黄色:積極的
・青:クールダウン
・緑:バランス
:白:清潔感
・黒:高級感、本物
どこの国でも、一流の人たちは色の効果を考えつつ、場面ごとに相応しい色を選んでいるのです。・・・皆さんもプレゼンで赤いネクタイをつけると力強くて情熱的なイメージを聞き手に与えられます。けれども、仕事場でずっとつけていたら、「あの人は強引だから近寄らない方がいいかも」と周りに思われるかもしれません。色は想像以上に多くのイメージを周りに与えています。だからこそ使いこなし方をじっくり考えることはとても重要なのです。(p.62)
白は清潔で、誠実な色である一方で、清潔さや完璧主義を想像させる色です。時と場合によっては必要以上に自分を緊張させ、疲れさせてしまうかもしれません。そして、まわりからも緊張しているように思われるので、勝負の場では城を避けるのが無難です。(p.82)
私は色の感覚を磨くレッスンを、クライアントさんに実際にやってもらうようにアドバイスしています。具体的には、街の中で目につく色を意識する、というレッスンです。すると、本当に色の見え方が変わり、「意識し始めたら止まらない」「周りの見え方がまるで変わった」と評判は上々です。色の間隔が磨かれてきたら、商品やサービスを考えるときにも役に立ちますし、プレゼンで資料の色の使い方を考えるなど、ビジネスで生かされる場面が必ず出てきます。仕事ができる人は、これからは色で勝負すべきです。(p.89)
初めて訪問する企業の場合は、その企業のコーポレートカラーをもとに、使う色を決めます。ただ、自社のコーポレートカラーをあまり意識していない人が多いのも事実。そうだとしても、毎日社内でコーポレートカラーをどこかで目にしているので、無意識に刷り込まれているはず。相手は「何となく親近感がわくな」と感じるでしょう。(p.122)
謝罪の場で私がお勧めしたいのは、紺色。これはビジネスマンが取引先に謝罪する場でも同じです。実は、男性にとって紺色はとても強い味方になる色なのです。少し落ち着きがない方でも、紺のスーツに、白のワイシャツ、紺のネクタイを合わせてみると、とたんに誠実で落ち着いた雰囲気に変わります。・・・赤は刺激が強くて興奮させる色なので、謝罪のようなデリケートな場面では、ちょっとでも相手の目に留まると怒りの感情が収まらなくなります。少しでも目立つ赤や黄色は絶対に使わないこと。それがトラブルをスムーズに収束させる鉄則なのです。(pp.132-133)

お詫びの時は、グレーもお勧めだということです。白と黒の中間色で、自分の存在を薄くするような色ということで。

私はリーダーの立場の人こそ、色でチームマネジメントをする方法を身につけてほしいと考えています。・・・チームのモチベーションを上げたい時、チームカラーを決めるとメンバーが団結し、共通の目標を意識できます。みんなで話し合って、チームカラーを決めてみてはいかがでしょうか。チームカラーを決めると、職場に一体感が生まれます。(pp.135-136)
実は、ゴレンジャーの5つの色の組み合わせは、チームマネジメントにはぴったりなのです。チームメンバーの役割を色で表してみると、次のような構成になります。(pp.137-138)

  • 赤:情熱をもって、チーム全体を引っ張る、チームに刺激を与える役割
  • 青:冷静に全体を見て、物事を判断し、チーム全体の意見をまとめる役割
  • 緑:チームの中で、中立な存在として意見がぶつかるときなどにバランスを取る役割
  • 黄:チームを明るくし、アイデアを出す役割
  • ピンクまたはオレンジ:チーム全体を温かく見守り、それぞれのメンバーを支える役割
部下を叱るときに意識して使いたい色は、黄色やベージュ。2色とも、相手に親近感を抱かせる色です。必要以上に部下を委縮させることなく、時にきつく指摘しなければならないことも、柔らかい色合いや、黄色のもつ「お友達感覚」の雰囲気で、同じ目線になっているという感じを与えながら伝えることができます。部下も素直に耳を傾けられるでしょう。・・・赤や黒といった強い色は、何かい注意しても態度を改めない部下を叱るときや、部下に強い意見を言えない人が叱るときには効果的です。(p.141)
「反省しています」という姿勢を上司に感じさせるためには、寒色系が適しています。・・・上司との折り合いが悪く、叱られることが多い方は、青や紺のネクタイを常備しておくといいかもしれません。(pp.144-145)
すぐれたアイデアマンになるために、色を味方にしましょう。子供のように斬新なアイデアを生み出す、柔らか頭をつくりやすい色は、黄色です。・・・独創的なアイデアを出したければ、黄色の蛍光ペンとポストイットを使う。(pp.151-153)

言われてみれば・・・納得の色の使い方。しっかりマスターして、上手く人生の中で役立てていきたいです。

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