ほったらかしでも月10万円! ミニサイトをつくって儲ける法
著者:和田 亜希子
内容紹介 ◎ブログだけじゃない! 「ミニサイト」で情報発信&副収入♪ “好きなことで、生きていく” ここ数年、「プロブロガー」「YouTuber」など個人のネットでの情報発信をマネタイズ(収益化)する動きが急激な盛り上がりを見せています。 ミニサイトとは、たとえば『東京にあるビアガーデン情報』『3500円以下で泊まれる東京の格安ホテル』 テーマを絞った完結型サイトゆえ、ブログのように「書き続けなくてはいけない」というプレッシャーはありません。 本書では、ミニサイトとブログの違い、テーマ探しからサイト企画、短期決戦での構築方法、 サイトづくりに挑戦してみたい人から、ネット副業に興味ある人、そして「ブログの次の一手を探りたい」というブログ運営者まで、おすすめの1冊です。 |
★読書前のaffirmation!
[きっかけ・経緯] そう簡単にはいかないでしょうと思いながら半信半疑で手に取りました。もしそれができたら、すごい!
[目的・質問] 少しでもエッセンスを得られればと。
[分類] 007.35:情報産業.情報サービス
さて、半信半疑でタイトルの「ほったらかしでも月10万円」ということですが、検証しつつ見ていきたいと思います。
そもそもミニサイトって??
テーマを絞ったコンパクトサイズのコンテンツで、訪問者のニーズをがっちり満たす「ミニサイト」。“完結型”のため、ブログのように書き続けなくてはいけないプレッシャーはありません。そして主役はテーマそのもの。書き手の個性やクリエイティビティで勝負する必要もないのです。(まえがき) |
更に特徴を詳しく書かれています。
絞り込んだニッチテーマ | テーマを絞ることで、そのテーマに関するコンテンツの網羅性を高め、サイトとしてのクオリティを高める。情報収集力に乏しい個人でも高い評価を得られるサイトを目指す。 |
コンパクトサイズ | 少ないものは5記事程度、多くても数十記事。数日で制作を完了するものも。訪問者が必要とする情報を短時間でサクッと読め、李かい&満足できるコンパクトサイズ。 |
全体設計かっちり | 想定訪問者のニーズを前提に、全体構成(コンテンツ内容やトップページレイアウト、導線など)をかっちり設計し、作り込む。訪問者がパッと見て全体を把握できるのが理想。 |
具体的な、ミニサイトの事例も紹介されていました。
作者のサイトに多くの事例が追加されていってます。
またブログとの比較が書かれていました。(p.16)
ブログ | ミニサイト |
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まさにミニサイトはもうテーマ次第ですね。ブログは幅広い内容で集客できますが、ミニサイトは超目的志向で検索で探し当てた来訪者には全部読んでもらうくらいの作りなんでしょうね。だからKPIも例えば、総ページビューは1000だとすると、ブログは250人×4ページだとすると、ミニサイトは50人×20ページくらいになるのでしょうか。数字はテーマによって全然違うでしょうが、比較用に数字を当てるとすると上のようになるでしょう。
また筆者はミニサイトのメリットとして次のことを挙げています。(p.23)
訪問者のメリット | 運営者のメリット |
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ミニサイトの企画を立てる切り口がいくつか書かれていました。(pp.49-54)
・面倒だったことは「ネタ」になる
・「誰かに教えたい!」と思ったことは「ネタ」になる
・何かに新たに挑戦することは「ネタ」になる
・「まとまった情報がほしい」と思ったことは「ネタ」になる
・比較検討したことは「ネタ」になる
・見慣れないものがたくさんある場所には「ネタ」がある
また「テーマを発掘&テーマ絞り込み」という切り口でまとめられています。(p.61)
テーマをどう発掘する? | テーマをどう絞り込む? |
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サイトの作り込みや記事作成時には、パソコンのすぐ横にスマホを置き、確認はむしろ「スマホメインで行う」くらいにしてもいいかもしれません。また、通勤途中や時間を潰す必用があるとき、他にやることが無ければ、なるべく自分のサイトをスマホで開き、一ユーザーとして使ってみる習慣をつけましょう。(p.196) |
確かにスマホユーザーの方も多いです。一度、とあるFacebookからリンクされて多くの方に来ていただいたときがありますが、そのときもスマホが多かったです。
やはり、そう簡単に「ほったらかしでも月10万円」なんて無茶な話でしたが、意味合いは分かりました。
私のブログもここで気づいた点を踏まえて、少しブラッシュアップしたいと思います。といいつつも、ほとんどが一見さんなので、ファン(?)になってくれる方を増やせたらと思います。