御礼

お世話になっております。
維能辺シオンです。

本年もどうもありがとうございました。
本当に公私ともにいろいろとあった一年でした。

今年は、つい先ほど投稿した「人工知能が変える仕事の未来」までで、193冊の著作を紹介いたしました。200冊まで行きたかったですが、早々に無理せずに本業の仕事と研究のほうに精進しようと思ったので諦めていたのですが、なぜかいいところまで行ったのでこれなら目指しても良かったかなぁと思っているところです。(実際、積んでる本はまだまだありますし・・・・)

来年はさらに大きな転機を迎えるであろう年だと思います。
今年以上に油断せずに一所懸命頑張っていきたいと思います。
まずはこの三が日で改めて2017年の自分のアイデンティティを見直し、目標をしっかりと立てたいと思います。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

どうもありがとうございました。

2016年12月31日 23時53分

人工知能が変える仕事の未来

人工知能が変える仕事の未来

人工知能が変える仕事の未来
著者:野村 直之

内容紹介
■人工知能(AI)の活用によって、ホワイトカラーの仕事、企業の経営、多様な産業はどう変わっていくのか? 30年以上にわたり、人工知能(AI)の研究に携わり、現在も日々、AI関連の研究・技術開発を続け、昨今、内外のAI事情に通じた著者、通称「ドクター・ノムラン」が、AIの実態、AIにできること、産業、ビジネス、仕事へのインパクトを、最新の知見に「温故知新」の視点を加えつつ、掘り下げて展望します。
■現在のAIブームを支えるディープラーニングの本質をわかりやすく伝えるとともに、知的生産プロセス、IoT、医療・ヘルスケア、監視機能が重要となる様々なサービス、製造業、広告、マーケティング、農林水産業、そして人事、人材マッチングに至るまで、AIをどう活かすことができるのか解説します。
■本書では、著者が研究者の視点、産業応用を目指す技術者の視点に立ち、責任をもって考え抜き、経済社会、法律についても考察を加え、全体に一貫性をもたせるように腐心。シンギュラリティ論に代表される、AIに関する誤った未来予測、悲観論、過剰な期待論を退け、産業・ビジネスから教育、法制度に至るまで、日本が欧米中国に伍して取り組むべきAI開発の課題も展望します。また、一人ひとりがAIに負けない能力を身につけるために何が必要か、明らかにします。
■ディープラーニングがどのようなものか、具体的に、直感的に理解していただくために、カラー図版による解説パートを収録しています。

★読書前のaffirmation!
[きっかけ・経緯] 人工知能ブームを煽る書物が多い中、これはそうではなく本質を突いたものだと期待して手に取りました。
[目的・質問] 人工知能ブームの本質を汲み取ります。
[分類] 007:情報科学

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自分を変える気づきの瞑想法

自分を変える気づきの瞑想法【第3版】

自分を変える気づきの瞑想法【第3版】
著者:アルボムッレ・スマナサーラ

内容(「BOOK」データベースより)
ブッダが悟りをひらいた瞑想法―その実践ガイドの決定版を大改訂。「慈悲の瞑想」から「ヴィパッサナー瞑想」まで、仏教瞑想のすべてを解説!

★読書前のaffirmation!
[きっかけ・経緯] ヴィパッサナー瞑想法に興味をもちまして。
[目的・質問] ヴィパッサナー瞑想法の概要を知る
[分類] 498.39 : 衛生学.公衆衛生.予防医学

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プレシジョン・メディシン

wikipediaによると・・・

プレシジョン・メディシン(Precision Medicine、日本語:精密医療)とは、患者の個人レベルで最適な治療方法を分析・選択し、それを施すこと。最先端の技術を用い、細胞を遺伝子レベルで分析し、適切な薬のみを投与し治療を行うこと。2015年1月20日のオバマアメリカ合衆国大統領の一般教書演説において、“Precision Medicine Initiative”が発表され、世界的にも注目されている。プレシジョン・メディシン(Precision Medicine)と類似した、言葉としてPersonalized Medicine(個別化医療)がある。

これらもビッグデータがひとつのキーになっているのでしょう。

「プレシジョン メディシン」の画像検索結果
ファイナンス、医学・・・どちらも元々、統計ツールのSASやSPSSなどの主要ユーザーでした。

またIBMのワトソンががん関連の論文調査に貢献しているようです。

File:IBM Watson.PNG

これまでとは異なる使い方になるのでしょうけど、こういったニーズによって今度はツール自体も、またアルゴリズムなどもどんどん発展していって欲しいです。

私はそちらのほうの専門家ではなく流通ベースではありますが、何か流通での知見を別分野にフィードバックできるようになれるようもっともっと知識・技を身につけていき、社会貢献をしたいと思っています。

 

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レヴィ゠ストロース『野生の思考』 (100分 de 名著)

レヴィ゠ストロース『野生の思考』 2016年12月 (100分 de 名著)

レヴィ゠ストロース『野生の思考』 2016年12月 (100分 de 名著)
著者:中沢 新一

内容紹介
「野生の思考」は日本に生きている

フランスの人類学者クロード・レヴィストロースが1962年に上梓した『野生の思考』。北米大陸先住民の神話や儀礼などから人類の思考に普遍的な「構造」を発見し、20世紀の思想史を大きく転換する「構造主義」の先駆けとなった。この古典を通して、現代日本社会やそこに生きる我々の心性を見つめなおす。

★読書前のaffirmation!
[きっかけ・経緯] 改めて学びたいと思っていた「構造主義」・・・良いタイミングで放送されました。
[目的・質問] 名著「野生の思考」の概要を知る
[分類]  続きを読む レヴィ゠ストロース『野生の思考』 (100分 de 名著)

フランケンシュタインの誘惑 『握りつぶされたブラックホール』

それにしても専門外のことはまったく知らなくて恥ずかしくなります。

BSプレミアムで、「フランケンシュタインの誘惑」という番組が放映されていますが、ユニークなテーマが取り上げられていて、勉強になります。

事件や人間模様と科学史を絶妙なバランスで、ナビゲーターの吉川晃司さんがゆっくり語るという流れです。

さて今回ご紹介するのは、再放送になりますが、『握りつぶされたブラックホール』というタイトルで、アーサー・エディントンとスブラマニアン・チャンドラセカールとのお話しでした。まさにドラマのような話です。

非常におもしろそうなので、もう少し突っ込んでみたいと思いました。

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学問的なジャンルは、「天体物理学」で、天文学と物理学が合わさった学問とのこと。私の方、このあたりまったく弱くて恥ずかしくなります。もっともっと勉強しないといけません。

「ブラックホール」の画像検索結果

番組の中で科学史家のが言っています。
「科学者にとって最高の栄誉は自分の発見が次の偉大な発見の土台となることです」と。

[amazonjs asin=”4782801602″ locale=”JP” title=”ビクトリア時代のアマチュア天文家―19世紀イギリスの天文趣味と天文研究”]

私自身にとっての最高の栄誉とは何だろう?
それを定義できると、自分のこれからの人生の理想的なリデザインができる気がします。

本日、「フランケンシュタインの誘惑」が放映されます。
午後9時00分~ 午後10時30分
スペシャル▽闇はなぜ生まれるのか

是非、ご覧いただけたらと思います。

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スタンフォード監獄実験(Stanford prison experiment)

「心と行動の学問」と言われる心理学。実験は、人間を使って行わざるを得ないわけですが・・・・「世界的に最も邪悪とされた5つの心理学実験」というページがありました。

「スタンフォード監獄実験」は有名ですよね。

Wikipediaの概要によると、

1971年8月14日から1971年8月20日まで、アメリカ・スタンフォード大学心理学部で、心理学者フィリップ・ジンバルドー (Philip Zimbardo) の指導の下に、刑務所を舞台にして、普通の人が特殊な肩書きや地位を与えられると、その役割に合わせて行動してしまう事を証明しようとした実験が行われた。模型の刑務所(実験監獄)はスタンフォード大学地下実験室を改造したもので、実験期間は2週間の予定だった。
新聞広告などで集めた普通の大学生などの70人から選ばれた被験者21人の内、11人を看守役に、10人を受刑者役にグループ分けし、それぞれの役割を実際の刑務所に近い設備を作って演じさせた。その結果、時間が経つに連れ、看守役の被験者はより看守らしく、受刑者役の被験者はより受刑者らしい行動をとるようになるという事が証明された。

「状況の力がその人の人格にどのような影響を及ぼすか?」―これが、ジンバルドーの問題意識。

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我々の場合、監獄というシチュエーションはありえませんが、企業の中でも「管理する者」と「管理される者」という役割の中で、エスカレートしていき、極度のパワーハラスメントなどに至るのでしょう。

元々権力構造のなかで育ち権力に対する羨望を持っていた者がついに権力を持った場合、そのようなときは非常に注意しなければならない気がします。

また、この「状況論」を逆利用している恐ろしい事例として、「アブグレイブ刑務所における捕虜虐待」がありますし、新興宗教において洗脳するのもこれが利用されているように思われます。また、「心理学を悪用した非人道的な10の事例」というページもありました。

 

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50代からの選択―ビジネスマンは人生の後半にどう備えるべきか

50代からの選択―ビジネスマンは人生の後半にどう備えるべきか (集英社文庫 お 66-1)

50代からの選択―ビジネスマンは人生の後半にどう備えるべきか
著者:大前 研一

内容紹介
第二の人生をどう生きるか
人気経済評論家が提言する50代からの生き方論平均寿命78歳の時代、サラリーマンにとって定年後の人生は長い。30代が仕事における旬の季節ならば、50代は残りの人生について考え、行動を起こす旬の季節である。これまでの知識や経験にしばられず、自分の生き方すべてをリセットして、新しい人生を切り拓くことが必要だ──グローバルに活躍する著者が、第二の人生を充実させる心構えを伝授する。

★読書前のaffirmation!
[きっかけ・経緯] 元々大前さんの著作はすごく好きなのですが、私自身も50代に近づいてきた中で、友人からもこの本は是非読めと紹介を受けましてすぐに注文しました。
[目的・質問] これからの人生の指針を得るべく、読み込みます。
[分類] 159.4:人生訓.教訓

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アイデアは敵の中にある

アイデアは敵の中にある -「結果」を出す人は、どんなコミュニケーションを心がけているのか

アイデアは敵の中にある
―「結果」を出す人は、どんなコミュニケーションを心がけているのか
著者:根津 孝太

内容紹介
個々の能力を最大化し、人をやる気にさせる「クリエイティヴ・コミュニケーション」とは?おたがいのコミュニケーションを阻害する「デフォルトの壁」
相手の「当たり前」=「デフォルト」を想像し、「デフォルトの壁」を超えていく技術!

新しいアイデアは、往々にして敵対する人のなかにあるものです。敵対するということは、自分だけでは気づけない〈何か〉が、相手のなかにあるからです。
それを探らないで最初から突っぱねてしまうのは、非常にもったいない。
「会話のなかに反対意見が差し込まれたら、ラッキーと思え」。
相手の異論を宝物として、「戦略的な思考」をもって向き合うことの意味です。
それは「自分を成長させてくれるまたとないチャンス」なんです。

*****
「あの人は話が通じない」「何度言ってもわかってもらえない」、そんなすれ違いはいくらでもあると思います。
それらはデフォルトの壁が、そもそもの原因になっていることが多いんです。
では、あきらめるしかないのか? ぼくはそうは思いません。
むしろデフォルトの壁があるところに、クリエイティヴなコミュニケーションを展開させるチャンスがあるんです。

[目次]
イントロダクション
「結果」とは何だろう/客観的な結果と主観的な結果/問題を「自分化」する/日常を覆う閉塞感の原因/セクショナリズムと自分の現実/プロダクトデザインという仕事/モノづくりにとって大切なこと/コミュニケーションを誘発する製品/会議を踊らせる/コミュニケーションはデザインできる

第一章【基本編】――社会の閉塞を超えるコミュニケーション
◎モノづくりを支えるコミュニケーション
◎マイナスをプラスに変えるコミュニケーション
◎人をやる気にさせる戦略
◎「苦いパウダー」のむこう側

第二章【実践編】――コミュニケーションをモノづくりからデザインする
◎世界に類を見ないモノをつくる-〈ゼクウ〉開発物語
◎つくり手と使い手を繋ぐデザイン
◎お客さんを巻き込む未来のモノづくり

第三章【技術編】――コミュニケーションの不調を救う心がけと構え
◎デフォルトの壁、親切と素直について
◎組織と効率、セクショナリズムを遠く離れて
◎「クリエイティヴ・コミュニケーション」という方法

★読書前のaffirmation!
[きっかけ・経緯] 図書館の新作で発見!
[目的・質問] 「敵の中」?とは何ぞや?
[分類] 501:工業基礎学

 

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ガイア理論

BSフジでやっている「ガリレオX」をいつも見ています。
今回は、「“ガイア理論”再び ラブロック博士が語る生きている地球」
改めて、ガイア理論について知りたくなりました。

 

wikipediaの「ガイア理論」によると・・・
ガイア理論(ガイアりろん)とは、地球と生物が相互に関係し合い環境を作り上げていることを、ある種の「巨大な生命体」と見なす仮説である。ガイア仮説ともいう。
生物学者リン・マーギュリス、気象学者アンドリュー・ワトソンなどが支持者に名を連ねる。

ガイア理論は、NASAに勤務していた大気学者で、化学者でもあったジェームズ・ラブロックにより1960年代に仮説が提唱された。ラブロックは当初、この理論を「自己統制システム」と命名したが、後に作家のウイリアム・ゴールディングの提案により、ギリシア神話の女神「ガイア」にちなんだ名前へ変更した(科学者の中にはメタファーに対する理解が乏しかったりメタファーを嫌ったりしている者が多いので、この「ガイア」という命名が、科学者の感情的な反発を招いた面もある、ともいわれる)。

この番組では、ラブロック博士の直接の言葉が聞けます。
非常におもしろかったです。

再放送が2017年1月1日(日) 11:30~12:00にされるようですので、新年早々になりますが、是非ご覧ください!