人をつくる言葉


人をつくる言葉

人をつくる言葉
著者:大村 智

★読書前のaffirmation!
[きっかけ・経緯] 2015年ノーベル生理学・医学賞受賞の大村先生の言葉集。売れている本ということで、、、。
[目的・質問] 知らない言葉と出会えるかなぁ・・・・。
[分類] 159.8:金言.格言.箴言, 格言(倫理)

大村先生が、「私の半生の諸々の出会いで思ったことや、先人の言葉の中に、波長が合い、振幅が増強された その言葉を書き留めた」という書です。知らない良い言葉に出会えるか、楽しみです。

朝は希望に起き
昼は努力に生き
夜は感謝に眠る
九品仏浄心寺の掲示板の言葉(p.12)

先生のご近所の掲示板に貼られていたとのこと。いつも言葉を探してらっしゃるからこそ、目に留まったんでしょうね。

ストレスの多い人 七か条(p.14)

  1. 早口である
  2. 速く歩く
  3. 仕事を断らない
  4. 休みをとらない
  5. 決定権を握りたがる
  6. 好き嫌いが多い
  7. 趣味を持たない

こうならないようにしないといけません。なかなか的を射た7つだと思います。

履道応乾(りどうおうけん)

「一歩身を引き、自分の信ずることを行っていれば、いつか道が開かれる」という意味です。安土桃山時代の武将・加藤清正の言葉です。(p.16)

人に嫌われぬための5か条
一、初対面に無心で接すること。有能な人間ほど、とかく慢心や偏見があり、どうしても有心で接する、これはいけない。
一、批判癖を直し、悪口屋にならぬこと。
一、努めて、人の美点・良所を見ること。
一、世の中に隠れて案外善いことが行われているのに平生注意すること。
一、好悪を問わず、人に誠を尽くすこと。安岡正篤(p.28)
一水四見(いっすいしけん)

「人間にとっての水は、天人にとっては宝の池、餓鬼にとっては燃え盛る血の膿、魚にとっては棲家であるように、見るものの心が違えば対象も違って見える」という意味です。大乗仏教の見解の一つである、唯識のものの見方です。(p.33)

自己完成の10か条

  1. 仕事をかならず自分のものにせよ
  2. 仕事を自分の学問にせよ
  3. 仕事を自分の趣味にせよ
  4. 卒業証書はなきものと思え
  5. 月給の額を忘れよ
  6. 仕事に使われても人には使われるな
  7. ときどき必ず大息を抜け
  8. 先輩の言行を学べ
  9. 新しい発明発見に努めよ
  10. 仕事の報酬は仕事である

富岡製糸場支配人から初代王子製紙の社長になり、「製糸王」と呼ばれた実業家・藤原銀次郎の言葉です。「経営」という言葉は、一般的には会社事業を営むことですが、それとは別に、仏教では「人間形成」を意味するとされています。(pp.84-85)

この言葉、衝撃ですね。「仕事の報酬は仕事」・・・これはドキッとしましたね。また「ときどき必ず大息を抜け」もすごいです。アクセル踏みっぱなしでは続かないということなのでしょうね。

小処不滲漏、暗中不欺隠、末路不怠荒。

小処(しょうしょ)に滲漏(しんろう)せず、暗中(あんちゅう)に欺隠(ぎいん)せず、末路(まつろ)に怠荒(たいこう)せず。

「どんな小さいことでも手を抜かない」「人の見ていないところで自分や他人を誤魔化してはいけない」「どんな困難に直面しても投げ出さない」という意味です。洪応明著『菜根譚』 (p.86)

纔是個真正英雄。
纔(わず)かに是れ個の真正の英雄なり。

続いてこの言葉が続けられ、この3つのことができて、はじめて、本当の英雄と言えるということです。

我以外 皆 我師

小説家 吉川英治の言葉です。より良い成果を得るためには、あらゆるものから知識を自分の仕事に活かそうとする貪欲さが必要です。(p.126)

是非の初心を忘るべからず
時々の初心を忘るべからず
老後の初心を忘るべからず

室町時代初期の能役者・世阿弥の言葉です。有能な能楽論『花鏡』の最後に紹介され、単に昔の自分を忘れないというだけでなく、老後に至るまで常に研鑽を積むべしという教訓を伝えています。(p.127)

人のためになることを考えてやりなさい

子供時代、祖母から繰り返し教えられた言葉です。私は、研究の分かれ道が来るたびに、この言葉を思い出して判断を下してきました。(p.133)

この言葉、私の祖父も亡くなる直前に私に言い遺してくれた言葉に似ています。改めて、思い出しました。

今まで知らなかった言葉、知っていましたが身になっていなかった言葉など、良いきっかけになりました。たまにこういった栄養を心に与えてあげないといけません。

皆さんも大切にしている言葉があったら、ぜひ教えてください。共有し合いましょう!

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