こいつできる! と思われる いまどきの「段取り」

こいつできる! と思われる いまどきの「段取り」

こいつできる! と思われる いまどきの「段取り」
著者:野田 宜成

★読書前のaffirmation!
[きっかけ・経緯] 図書館の新着です。
[目的・質問] 「段取り」・・・それは私の中での仕事をしていく上での大切なキーワードの一つです。
[分類] 336.2:合理化.生産性.能率, 生産性(経営管理)

筆者の段取りに対する考え方として、まずは「時間」短縮。そしてさらには、「人として必要な時間を生み出すもの」としています。言い換えると、余分にかかってしまうところの予防的なところから、さらに新たに時間を捻出するものと。そして、それは自分の時間だけでなく、他人の時間をもというより広がった概念を提供してくれています。

そして、そこからはその段取りのノウハウが展開されていきます。では、これはというテクニックや考え方を引用していきます。

片付けのテクニック:まとめてやるのではなく、その都度片付けたほうが作業時間は短縮されるとのこと、つまり生産性は上がるらしいのです。(p.20)
仕事を楽しくするのはどうすると良いか?これは、もう、「やりたい仕事をする」。これにつきると思うのです。では、「やりたい仕事をする」にはどうしたら良いのか?それは、「やりたい仕事をさせてもらえるくらい、認められる」というのが大前提です。認められる仕事とは何でしょうか?これが、仕事の基礎で、究極には3つです。
①期日を守る
②期待に応える
③期待を超える仕事=量×質×時間

いくらたくさんできて、いくら良いものでも、時間、つまり期日を過ぎていたら、ゼロです。ゼロは何を掛けてもゼロです。(pp.22-23)

スティーブ・ジョブズの言葉(p.36に追加)
あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。ドグマ(教義、常識、既存の理論)にとらわれるな。それは他人の考えた結果で生きていることなのだから。他人の意見が雑音のようにあなたの内面の声をかき消したりすることのないようにしなさい。そして最も重要なのは、自分の心と直感を信じる勇気を持ちなさい。それはどういうわけかあなたが本当になりたいものをすでによく知っているのだから。それ以外のことは、全部二の次の意味しかない。Your time is limited, so don’t waste it living someone else’s life. Don’t be trapped by dogma – which is living with the results of other people’s thinking. Don’t let the noise of others’ opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary.

段取りとは計画ですから、自分の人生の計画をしっかり決めておかないと、他人の意見や他人のアドバイスに流されてしまいます。

奥村高明氏の『エグゼクティブは美術館に集う』によると、その創造力を鍛えるのに、美術鑑賞はすごく良く、美術鑑賞は教養を高める、心地よいというだけではなく、思い込みをほぐして、創造的な直観力を高める効果があるそうです。(p.43)

 

これからの時代は、がむしゃらに働くのではなく、上手に時間配分できる、時間をコントロールできる人が優遇されるようになります。そのためには、必要な時間か、無駄な時間かを見極められるかどうかが重要になってきます。

必要な時間は、
・自分にしかできないもの
・未来から見て今必要なこと
です。
無駄な時間は、逆で、
・誰もができるもの
・未来から見て必要のないこと
になります。(pp.55-56)

ただ、「一見無駄に見えて必要なもの」があるとも言っていて、

  1. 誰でもできる単純作業だが、それをやることにより、改善が見つかるなど効果があるかもしれないもの
  2. 積極的休養。
  3. 過去について向き合うということ

このあたりは、突き詰めて考えた筆者だからこそきっちりと書き切れることでしょう。私も何となくは分かってますが、こんなふうに明文化はできませんから。

段取り上手な人や、さらには、成功している人たちは、自分の気分を乗せるのが上手です。それには、自分の脳がどういったことで喜ぶかを知っておくといいのです。・・・本当に仕事のできる人たちは、好きなことを探すというよりも、決められた仕事でも、それをやりたい、好きになるという能力が優れています。(pp.74-75)

これって、「3人のレンガ職人の話」にも通じますね。

おもしろいことに、アイデアは、考えているときではなく、頭が緩んだ時に出てきます。これは、脳がそうできているからです。つまり、考える時間が重要なのではなく、いかに定期的に休むかが、ポイントなのです。(p.134)
アイデアを絞り出す4つの方法(p.137)

  1. KJ法
  2. ブレスト
  3. チェックリスト法
  4. ECRS(エクルス)

チェックリスト法ですが、ブレインストーミング法のアレックス・F・オズボーンさんがこちらも考案されています。これは、SCAMPERってやつですね。

・Substitute(入れ替えたら?)
・Combine(統合したら?)
・Adapt(応用したら?)
・Modify(修正したら?)
・Put to other uses(使い道を変えたら?)
・Eliminate(取り除いたら?)
・Rearrange/Reverse(並び替えたら?逆にしたら?)

ECRSについては、初めて聞きましたが、SCAMPERのさらにシンプル版と捉えたらよいでしょうか。

・Eliminate(取り除いたら?)
・Combine(統合したら?)
・Rearrange(並び替えたら?)
・Simplify(単純にする)

何より、アイデアが出たものをとにかく読み返す、という時間をつくるのが最も需要です。・・・アイデアは、いつでも使えるように整理しておくことも大切ですが、もっと大切なのはそれを読み返すという作業です。簡単に読み返すようにすることが、真のアイデア整理術です。(pp.147-148)

私も記録に残らないものを後で見返すことができるように、ブログを書いたり、友人に話したりしておりますが、きちんと見返すということは怠っておりできておりませんでしたので、これからはしっかり見返していきたいと思います。そういえば、ベンジャミン・フランクリンの十三徳などは、まさにそういうことなんでしょうね。

仕事のできる人とできない人では、メモした後で特に差が出ます。できる人とくのは、メモをすることはもちろんですが、「読み返す習慣」があります。隙間時間ができたとき、寝る前、朝起きたとき、そんなときにメモを「読み返す習慣」があるのです。(p.154)
仕組み化すると、段取りが一段とやりやすくなります。仕組み化する目的は、3つあります。(p.183)

  1. 習慣化、継続するため
  2. 忘れないため
  3. 標準化するため(誰もが使えるように)
リーダーに必要な仕事は3つあります。

  1. 部下、後輩のやりたいことを実現させる
  2. 進むべき道を迷わないように指し示す
  3. やる気を出させる、維持させる

これらを実現するためにやると良いのが、「面談」「調整」「褒める」です。(p.189)

いろいろと学ぶべきところありました。

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