リストマニアになろう!

リストマニアになろう! 理想の自分を手に入れる「書きだす」習慣

リストマニアになろう! 理想の自分を手に入れる「書きだす」習慣
著者:ポーラ・リッツォ

★読書前のaffirmation!
[きっかけ・経緯] 図書館での新着で発見!
[目的・質問] 以前もこういったもの読みましたが・・・頭で分かっていても習慣化が何よりも難しいです。そのあたりのノウハウ得ることができるか?
[分類] 159:人生訓. 教訓

原題は、「Listful Thinking」でサブタイトルに、「USING LIST to be MORE PRODUTIVE, HIGHLY SUCCESSFUL and LESS STRESSED」とあります。日本語タイトルの「リストマニアになろう」は、少し疑問もありますが、最終的にはそんな感じになるのでしょうか。さて、読み進めて行きたいと思います。

リストをつくると、目標の達成に役立つだけでなく、ストレスが減ってもっとバランスが取れた人間になり、あまり時間に追われなくなります。・・・リストはストレスを緩和し、目標を達成し、助けてくれる役目を果たします。時間やお金も節約してくれます。リストによって、あなたはどんな状況にも心構えができるようになるのですから。・・・大切なのはちゃんと準備しておくこと。そして、じっくり考えることです。(p.31)

確かに、リストを作ること自体にも「整理」という意味があり、そしてやり漏れがないかどうかの「確認」という二つの面がありますね。

 

そして、筆者はリストを作る「6つのプラス面」を挙げています。(pp.34-39)

  1. 不安が減って時間が増える
  2. 脳のパワーが高まる
  3. 目的に集中できる
  4. 自身が高まる - 達成感が味わえる
  5. 思考を整理できる
  6. 心の準備ができる

筆者が作っているブログがあるようで、こちらになります。
リストに関する情報がいろいろと書かれているようです。

多くの人が作る「To Do List」ですが、その作り方は次の5つのステップだと書かれています。(pp.52-56)

  1. ひたすら書き出す
  2. リストを整理する
    没頭してしまいがちなタスク(作業)については開始時間と終了時間を決めるのがおすすめ。
  3. 優先順位をつける
  4. リストを書き直す
    読みやすくてきれいなリストをつくれば、いっそう目を向けたくなり、順番に項目を消していきたくなるでしょう。
  5. 何度でも繰り返す
タスクがずらりと並んだ長いTo Do Listがあると、心配になってくるし、嫌になってしまうでしょう。リストをつくる目的は、もっと気分が良くなることです。もっと悪くなることではありません。(p.57)

そう・・・・やることが多すぎると最悪です。挙句の果てには、整理すらできずにどこから手を付けていいかも分からなくなってしまいます。そこで、使ったリストをどうやってやり遂げるの?ということに対して、筆者は6つの方法を提示しています。(pp.58-68)

 

  1. リストを評価する
    ・優先順位をつける
    ・現実的になる
    ・絞り込む
  2. リストを強化する
    ・小さな勝利
    ・違うリストをつくる
  3. リストを他人に任せる
    ・リストの項目をアウトソーシングする
    ・「ノー」と言う
  4. 締め切りを設定する
    ・ポモドーロテクニックを使う
  5. 自分へのご褒美を設定する
  6. 自分に思い出させる

さて、項目4にでてきたポモドーロテクニックというのを調べてみましょう。

 

うわぁ、すごいです。こちらを見れば、理解できます。是非、読んでみてください。そして、まずはタイマーを準備しないとですね。

また仕事用リスト作りの「7つのポイント」が挙げられています。(pp.76-)

  1. いちばん上に日付を書く
  2. 翌日にやるべきことをひとつ残らず詳しく書く
  3. 締め切りによって優先順位をつける
  4. 必要に応じてタスクを加える
  5. リストのどこまで作業が進んだかを覚えておく
  6. 個人的な事柄は別の欄に書く
  7. メモを書くスペースを残しておく

ただ、これは人によってあったやり方を探るように提案しています。帰る前が良い人もいれば、当日の朝が良い人もいるでしょうといった具合です。

 

そして、唐突ですが、秩序のある会議についてもチェックリストが必要と言っています。(pp.82-84)これは議題とは全く別のツールで、めったに変更されない内容とのことです。

そして、これまた唐突なんですが、チームのためのリスト作り「3つのアイデア」(pp.84-90)が挙げられています。

  1. 当事者意識を持たせる
    誰がどのタスクに取り組むかを明確にすることで、カギとなる人物をできます。良いことも悪いことも、あるいは面倒なこともすべてその人の責任になるでしょう。
  2. テクノロジーを賢く使う
    ・エバーノート
    ・アサナ
  3. ローテクの解決策を有効に使う
    ・ホワイトボード
    ・手書き

To Do Listが、リストとしておそらくもっともメジャーではありますが、それ以外にもリストはいろいろな使われ方をしているし、有用なものであるという紹介をしています。

 

リストの一番単純な目的は、やるべきことや、食料品店で買ってくるものを忘れないようにすることです。けれでも、最も大切なのはリストが指針として提供されることや、行動を起こすきっかけとなる場を与えてくれることです。(p.96)
  1. 良い点・悪い点リスト(プロコン・リスト)
  2. 荷造りリスト
  3. 引越しリスト
  4. 調べものリスト
  5. カタログリスト
  6. 人生リスト(死ぬまでにやりたいことリスト:バケットリスト)
  7. 感謝することリスト

次に時間を賢く使う方法について、書かれています。

仕事ができる人でも、1日で何もかも終えるのは苦労するものです。でも、有能な人の秘密は人に仕事を依頼できる能力にありました。もし、より得意なことに取り組めるように、やるべきことの一部を誰かに任せれば、あなたはもっと有能になれるでしょう。(p.176)

その一つは、アウトソーシングです。そこでアウトソーシングの「5つのプラス面」が書かれています。(pp.179-183)

 

  1. 関心あるものを追い続けられる
  2. もっと時間ができる
  3. もっとお金を儲けられる
  4. ストレスをあまり感じなくなる
  5. 仲間意識を楽しめる

そして、アウトソーシングをうまくいかせるために、人に仕事を依頼する「5つのコツ」がリスト化されています。(pp.189-192)

 

 

  1. 計画的に進める
  2. 現実的になる
  3. 謙虚になる
  4. 明確にする
  5. 感謝する

そして、リストのデジタル化についてメリットとデメリットが4つずつ挙げられていますが、筆者はデジタル化を進めています。(pp.195-199)

 

メリット
①同期できる
②なくす心配がない
③何度も見直せる
④検索が簡単

デメリット
①脳の働きが落ちる
②テクノロジーは過度になりがち
③創造力が押しつぶされてしまう
④やらなければならない課題がある

そして、5つのアプリをお勧めしています。

 

  1. エバーノート(Evernote)
  2. クリア(Clear)
  3. ワンダーリスト(Wunderlist)
  4. エニィ・ドゥ(Any.DO)
  5. トゥドゥイスト(Todoist)

目から鱗と言うようなことはありませんでしたが、いろいろと再確認ができました。

●以前読んだ類似本の紹介

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