頭の中は最強の実験室: 学問の常識を揺るがした思考実験


頭の中は最強の実験室: 学問の常識を揺るがした思考実験

頭の中は最強の実験室: 学問の常識を揺るがした思考実験
著者:榛葉 豊

★読書前のaffirmation!
[きっかけ・経緯] 「思考実験」というキーワードがきっかけ。
[目的・質問] 実験室の醍醐味を堪能するぞ!

非常に知的刺激の多い著作でした。もっともっと堪能したかったのですが、図書館の返却締切で・・・消化不足です。

オーストラリアの哲学者デイヴィッド・チャルマースによれば、脳の物理学・科学的気候と精神活動の関係を扱う問題を「イージープログレム」、それに対して、どのようにして物理的存在である脳から意識というものが生まれるのかという心脳問題、特にクオリアの問題を扱うことを「意識のハードプロブレム」と呼びました。それを受けて、ティム・ロバーツは「意識の超難問(the harder problem of consciousnee)」(1988)という呼び名で、「かけがいのない《わたくし》とはなんだろうか」という問題を挙げています。(P.56)

「哲学的ゾンビ」の話が出てきます。結局、クオリアとは何なのかという問題に帰着してしまうようです。

量子力学は、ミクロの対象をマクロな観測装置で測定することを前提とする理論です。では、そもそもミクロとマクロと言うのは何が違うのでしょうか。論理的に言えば、ミクロもマクロもスタートはミクロです。ミクロが集まるとマクロになるというだけで出所は同じです。けれども、日常生活でミクロを目にすることはまずないでしょう。このミクロの世界、謎に満ちていて、日常では起こりえないことが繰り広げられています。こうした不思議なミクロの論理と日常の論理の間の不整合、つまりミクロとマクロの関係に折り合いをつけなければというのが、量子力学建設功労者のうちの何人かの思いでした。(P.186)

知らないことが多すぎます。そういう学問だったのですね。となると、「シュレディンガーの猫」の話も分かってきました。私なりに「シュレディンガーの猫」を説明すると、箱の中に入れられた猫・・・・、この中には毒の出る装置があって、出るか出ないかは分からない。出たら猫は死んでいるし、出なければ猫は死んでいない。でも結果は、箱を開けないと分からないのですが、箱の開閉に関係なく猫の生死は決まっている。量子力学の世界では「どちらでもない」というのが答えで、これを「重ね合わせ状態」というようです。

すみません・・・・面白い話がたっぷり載っているのですが、時間切れでいったん図書館に返却します。またチャンスがあれば追記します。

これは、読む本ではなく・・「考える」本ですので、時間がかかります。

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