10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、どう行動し、誰と仕事をしているのか


10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、どう行動し、誰と仕事をしているのか

10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、どう行動し、誰と仕事をしているのか
著者ジョン・スヴィオクラ,ミッチ・コーエン

★読書前のaffirmation!
[きっかけ・経緯] ビリオネアの習慣を知りたい。
[目的・質問] 僕もビリオネアになれるでしょうか?

ビリオネア・マインドは様々な場面に現われる。思考の習慣としてのビリオネア・マインドが身につけば、日常のあらゆる問題を複合的に捉えることができる。習慣になっている行動をするとき、とくに意識しなくても体が動くのと同じだ。・・・(P.23-25)

  1.  共感力と想像力で未来を描く―アイデア
  2.  最速で動き、ゆっくりと待つ―時間
  3.  創造的にルーティンワークをこなす―行動
  4.  現在の金銭的損失よりも将来の機会損失を恐れる―リスク
  5.  自分とは正反対の人を仲間にする―仕事相手

この5つが揃っていたら、そりゃ最強でしょう。ビリオネア・マインドは、ニワトリとタマゴのような感じですね。

ビリオネアはアイデアを考えるとき、心理学で「拡散的思考」と呼ばれるモードに入るのだ。拡散的思考とは、既存の紹鴎をもとにさまざまな考えを自由にめぐらせ、どんどん思考を広げてまだ見ぬアイデアにたどり着くというやり方である。それ自体は特に難しいことではないが、問題はその質だ。拡散的思考の質を決定づけるのは、入力値としての情報の質と多様さ、そして想像力の強度である。ビリオネアは高い強度で想像をめぐらせ、それを既存のアイデアと照らし合わせて取捨選択する。新たなアイデアの可能性を自由に広げながら、ほぼ同時にその良し悪しを判断し、改善点を見つけることができる。(P.31)

いわゆる「新結合」のことでしょうか。拡散とありますが、「発散と収束」と言ったりもしますね。まぁ、思いつき、とかジャストアイデアでどんどん無駄に広げて行ったりするときもありますが、常にもう一人の自分が質をチェックしているというような感じになるといいんでしょうかね。

自由に想像をめぐらせる力は、日々の練習によって培われる。さまざまな知識を取り入れ、好奇心をはぐくみ、顧客の気持ちになって考えること。それを続けているうちに、拡散的思考が自然にできるようになり、やがて爆発的なアイデアを生み出すことが可能になるのだ。(P.32)

「顧客の気持ちになって」というのが肝ですね。自分のことをマーケターと考えているなら、いろいろなところに出かけて行ってのリアルな体験、あるいは本を読んでの疑似体験を広げていきたいですね。

すぐれたひらめきは一瞬の魔法ではなく、地道な積み重ねの盛夏である。ビリオネアがブレイクするまでの過程を見ると、それはけっして偶然でも魔法でもないことがわかる。知識を蓄え、経験を積み、ひとつのことにじっくり取り組んできた成果として、あるとき最高の閃きが訪れるのだ。(P.36)

3Bのことを思い出しました。ご存知、アイデアを思いつきやすい3つのシチュエーション。実はこの3つ「Bus,Bath,Bed」の環境だと思いつきやすいとは言われておりますが、でもこれだけでは全く無理で、それまでに考えに考えているか?ということが大きな要素だと思っています。

そもそも、売れる商品とは、大多数の人がほしいと感じるような商品だ。ビリオネアは優れた共感力で人々が求めるものを感じ取り、優れた想像力でまだ見ぬ商品を具現化する。そして今まで気づかれなかっためニーズを満たし、大きな利益を手にするのだ。(P.48)

消費者ニーズ・・・特に潜在的なニーズの嗅ぎ分けが最高に上手と言えば、やはりスティーブ・ジョブでしょうか。ジョブズは消費者調査などは参考にしないと確か言っていたと思います。消費者はこれが必要だったんでしょ?というのを見せつけることではじめて欲しいものを知るというような記事を読んだ記憶があります。

 

多くの場合、顧客志向を主張する人は目の前の顧客に対することばかりで、顧客の「未来」を見ていない。現在の顧客の動向を知り、それを未来のカタチに翻訳するのが、ビリオネアの共感力だ。(P.52)

顧客の「未来」・・・良いコトバです。そうです、顧客の「未来」をどう見通せるか、そしてそれを顧客に見せてあげられるか、そこですね。

 

異なる時間軸を同時に操るのは、多くのビリオネアに共通する特徴である。・・・ビリオネアは異なる時間軸を同時に操ることで、タイミングを誰よりもうまくつかむことができる。タイミングが予測不可能であることを知っているからこそ、「短気」と「気長」を上手に使い分けるのだ。・・・肝心なのは速く(あるいは遅く)行動する能力ではなく、正しいタイミングで行動できる柔軟さなのだ。(P.60-61)

以前の私の記事でも書いていますが、タイミングはメチャクチャ大事です。それもまた結局嗅覚というようなことになるのかもしれません。

時間のプレッシャーとクリエイティブな成果とのあいだには負の相関があることがわかった。忙しい日には、たとえ仕事量を多くこなしても、クリエティブな成果が上がらないのだ。それだけなら予想の範囲内かもしれないが、さらに見逃せないのは、クリエイティビティの低下が持続するという結果だ。時間に追われる日が一日あると、そのあと数日はクリエイティブな成果が出せないのである。このことからも、時間の余裕がいかに大事かがわかるだろう。(P.78)

私事ですが、毎日、時間に追われています・・・・ヤバいですね。クリエイティビティ弱まっているかもしれません。

 

ビリオネアは全く忙しそうに見えない。もちろん暇なわけではない。ビリオネアは意図的に自分の時間を守るのだ。余計な仕事や気が散る要素をすべて排除し、本当に重要なことをやるために、時間をたっぴりと確保する。・・・ビリオネアは長期的な視点をつねに持ちながら、あたかも目の前の仕事しか存在しないかのように行動する。このように一見矛盾する2つの動きが共存しているから、絶妙なタイミングで素晴らしいアイデアを投下することができるのだ。(P.80-81)

これまた私事ですが、まったく逆ですね。まだまあ遠いです、ビリオネアへの道・・・・。

 

「営業の仕事はデザインと無関係にも思えましたが、やってみると実に学びの多い経験でした。自分のつくったものを自分の手で売り、顧客の抱える問題や製品の決定に向き合う経験があって初めて、ものづくりを本当に理解できるのだと思います。」(ダイソン掃除機のジェームス・ダイソン)(P.101)

要は、顧客をしっかりと見るということですね。

ものをつくるのと同じように、売り方をつくるのだ。売るということは、売り方をデザインすることだ。ビリオネアは売り方をデザインすることによって、これまでにない製品やサービスをを世の中に広めていく。そしてその基礎には「ものを売る」という経験が常にある。得ることを理解しているから、売れる仕組みを作ることができるのだ。(P.102)

なるほど。私も「売る経験」、私もそれほど多くないので改めて「売る」を意識してビジネスを俯瞰していきたいです。

説得と行動変化の科学的研究を切り開いた心理学者カール・ホブランドによると、説得には3つの段階がある。「注意・理解・受容」の3つだ。誰かを説得するためには、まず相手の注意を引く必要がある。そのうえで内容を理解させ、これらの言うことを受容させるのだ。ハーバード大学交渉学研究所による交渉のバイブル「ハーバード交渉術」が指摘するように、相手の注意を引くためには、まず相手にとって興味のあることを話さなくてはならない。肝心なのは相手だ。自分の興味だけでペラペラと話をしても、相手は退屈して心を閉ざしてしまう。ビリオネアは仕事で多くの人を説得するなかで、相手を見抜く術を経験的に身に付けている。そして相手に合わせて話題を選び、うまく注意を引きつつ、シンプルなメッセージで相手の心をつかむ。(P.107)

ハーバード流交渉術 (知的生きかた文庫)

「ハーバード流交渉術」・・・名著って言われてますがまだ読んでないので読んでおきたいと思いました。

たいていの人は失敗するリスクを過大評価し、新たなチャンスをふいにするリスクのことはあまり考えない。だがビリオネアは逆だ。失敗するリスクよりも、チャンスを逃すリスクのほうを恐れる。(P.117)

簡単に書かれていますが、この立ち位置の違いは致命的に大きいです。この観点は常に持っていたいと思います。

ビリオネアはたとえ大きなリスクを取る場合でも、すべてを賭けて自分を危険にさらすことはない。うまくいかなかった場合にどうするか、次善の策を考えておくのだ。バトナ(BATNA)という考え方がある。バトナとは「ハーバード流交渉術」が提唱した用語で、「交渉が成立しなかった場合の次善の策」という言葉だ。次善の策を用意していないと、交渉を成立させることで頭がいっぱいになりそもそもの目的を見失いがちになる。だが次善の策を用意しておけば、交渉の雲行きがあやしくなっても焦らず、どこで引くべきかを判断できる。(P.126-127)

BATNAですが、こちらに詳しい記述がありますので、ご確認ください。
Best Alternative to Negotiated Agreementの略になります。

大企業はやり方が画一的になりがたいなため、従業員の適性に合わない仕事を与えてしまい、突出した才能を無駄に埋もれさせてしまうのだ。とりわけ伝統的な体質の会社では、決められた仕事をうまくこなす能力ばかりで評価され、ビリオネアのクリエイティビティが見過ごされがちである。結果として、独創的なアイデアを持った人間がルーティンワークに明け暮れ、決められた仕事しかできない人間がリーダーとして大きな裁量を与えられるというおかしな事態が多発する。(P.165-166)

でも・・・難しいですよねぇ、この部分。ジレンマですね。

我々が面接で重視するのは、以下のようなポイントだ。(P.171)
・仕事をするとき、どうすればより早く効果的にできるかを工夫しているか?
・大きな失敗や挫折を経験しているか?そこから何をつかみとったか?
・業界の重要なトレンドを理解しているか?それをどう活かそうと考えるか?
・この仕事で自分が具体的に成し遂げたいtことは何か?
・これまでにないやり方で仕事をして、新たな価値を生み出したことがあるか?
・業務時間の20%を好きに使っていいと言われたら、具体的に何をするか?

この6点、よく分かります。これをしっかり持っていると、ビリオネアに素質というか、ビジネスパーソンとしての素質はあります。

過去のやり方にしがみつくことをやめて、ビリオネア・マインドを企業文化に取り入れてみよう。型破りなアイデアを評価し、新しいやり方をどんどん試して、何が起こるか見てみよう。ビリオネア・マインドが企業文化の一部となったとき、あなたの会社の価値想像力はこれまでになく高まっているはずだ。そうして作られた新たな文化は―ときには予想もつかないやり方で―これまでとは桁違いの成功をもたらしてくれることだろう。(P.179-180)

さて、冒頭に掲げた affirmation!
「僕もビリオネアになれるでしょうか?」・・・まだまだ修行が必要だと認識しました。でもビリオネアとしてのゴールが分かっていたら、そこを目指すということはしやすくなります。日々、精進していきたいと思います。

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