400のプロジェクトを同時に進める 佐藤オオキのスピード仕事術


400のプロジェクトを同時に進める 佐藤オオキのスピード仕事術

400のプロジェクトを同時に進める 佐藤オオキのスピード仕事術
著者:佐藤 オオキ

★読書前のaffirmation!
[きっかけ・経緯] 図書館、新刊リストで発見!
[目的・質問] スピードのコツ、盗ませていただきます!

デザインやブランディングの仕事とスピードは、最も関係がないように思われるかもしれませんが、そんなことはありません。実際にスピードを重視すると、不思議なほど仕事の質が高まります。しかも予定よりも早く仕事を仕上げると関係者にも喜んでいただけるため、依頼がどんどん増えてきます。すると手がける仕事の幅も広がっていくので、ますます経験値が上がっていきます。そして、さらにスピードもアップし、自分も成長していく―という、驚くような正のスパイラルが起きるのです。(P.11)

「経験値」、、、僕の人生のキーワードの一つが出てきました。そうなんです。逆もまた真で、経験値を上げるためには、仕事の幅を広げる必要があり、仕事の幅を広げるには元の仕事のなかから空きスペースを作って、そこを埋めていく・・・・そのためには、空きスペースを作らなければならず、空きスペースは元の仕事を早く済ましていくことで作られていくと。そういうことなんでしょうね。

デザインとは、見た目だけをよくすることではありません。デザインによって解決できる問題は、みなさんが想像する以上にとてつもなく多いものです。(P.12)

そもそも「デザイン」とは?
デザインの定義って、佐藤さんはどう捉えているんだろうか・・・・。
それについては、本書を読みながらおいおい考えていこうと思います。

仕事の管理には、スマートフォンのTo Doアプリを使っているのですが、フォルダは「Now」「Later」「Maybe」の3つだけ。
「Now」:3日以内程度のスパンでやるべきこと
「Later」:切迫感はないけれど、放っておくと危機的な事態を招くか旺盛がある仕事
「Maybe」:やってもやらなくても大丈夫だけれど、それをやることによって長期的にメリットがありそうなこと。(P.24)

そういう分け方もあるんですね。これで管理をしておくと確かに良いかも。参考にしたいと思います。

仕事を処理していくときに重視しているのは、「やりかけた仕事は必ず完結させる」ということ。仕事を途中で止めたまま放置すれば、そのことをいつまでも頭に残しておかなくてはならないので、脳によけいな負荷がかかります。・・・いつでも脳がきびきび動けるうようにするには、どんな仕事も「保存して終了」することが大切です。(P.25-26)

そんなんばっかりですね・・・やばいです。このあたり注意して、部下への指導もやっていかないといけません。仕事の進め方ということです。

「仕事をやりかけのまま放置しない」というルールは今まさに取り組んでいる仕事以外のプロジェクトを「上手に忘れる」ためのものといってもいいでしょう。(P.26)

はい、これを習慣化できるかできないか・・・意識してやっていきます。

仕事を高速化するには「確保できる時間」に合わせてその時間内に完結できる仕事を選ぶこと、そして「5分あるからこの間に片付けよう」などと決めたらダラダラ作業せず、集中して必ずその時間内に完結させることが重要です。(P.31)
仕事を高速化させるための重要なポイントの一つは、「そのときに一番やりたい仕事」を選ぶことです。(P.32)
その時々のテンションに応じて仕事を選べるようにするには、常に前倒しで仕事を進めておく必要があります。仕事の締め切りが迫っていれば、「今は気分が乗らないから」という理由で後回しにすることはないでしょう。「気分が乗らないのに、やらなければいけない状態」では、仕事の質を落とすことになりかねません。(P.33)
「今やりたいこと」を優先して仕事を片付けていくと、いい具合に気分が乗ってきて、余りやる気が出なかった仕事もこなせるようになります。・・・気分が乗る仕事を先にこなすことで頭の回転が速まれば、別の仕事にも好影響を及ぼすことができるのです。(P.34)

このあたり、なるほどです。

端から見れば時間を無駄に費やしているように映るかもしれませんが、気分がオンにならないまま無理に仕事に手を付けるより、断然このほうが脳は回転してくれるのです。(P.46)

「このほうが」というのは、オフをいれてオンとメリハリをつけるということです。

どのあたりに「地雷」が埋まっているかを予測して失敗を避けることも、仕事のスピードアップにつながります。失敗すると、その分を取り返すためのエネルギーや時間がかかってしまうもの。そのような無駄をなくし、リスクが小さい最短コースを探しながら作業する習慣を身につければ、作業スピードが遅い人でも時間を短縮することは可能なのです。(P.64)

この「地雷」という例えがいいですね。まさに「地雷」です。突然やってきて全体の進捗を妨害する・・・笑

決断に時間をかけることは、間違った決断をすることよりも悪影響が大きいと思います。・・・一つ言えることがあるとすれば、2つの選択肢から一つに絞るときに私が重視しているのは、「どちらを選べば後々の可能性が広がるか」ということです。できるだけ選択肢を狭めず、柔軟に対応できるのはどちらか?と考えて決断しておいて、もし途中で間違いだと分かったら、すぐ戻って直せばいいと思っています。(P.66)

筆者はさらに、選択肢を2つに絞るところまでがより重要だと言っています。

では選択肢を2つに絞るときに何を重視するのかというと、私はいつも「長所が最も大きいもの」で、かつ「方向性が全く異なるもの」はどれかを考えます。(P.68)

この観点で選ばれた2つであれば、どちらに決断したとしても「少なくとも現状から大きな変化が起きることは間違いない」とのことです。

とにかく、新しいことに挑戦すれば、何かしら勉強になることは間違いありません。そもそも、私は「わからないこと」や「見えていないこと」はポジティブに捉える楽観主義者です。端から見れば「忙しいのに、どうしてあんなことまでやっているのだろう」と思われるかもしれませんが、「とにかく何でもやってみる」、そして「やるからには全力でやる」というのが私のスタンス。その楽観主義があったからこそ、ここまで来られたではないかと思っています。(P.78)

私もどこかで読んだのですが、「忙しい」という字は、「心を亡くす」と書きます。ですので、「忙しい」とはできるだけ言わないようにしているのですが、心を亡くしたら新しいことを生むことなんてできません。うまく時間を作って新しいことに挑戦したい・・・・そのためにもスピーディでかつ質の高い仕事力というのは、必要不可欠な要素です。

私はよく若いデザイナーに、「10年後にやりたいと思っている仕事があるなら、今やったほうがいい」とアドバイスしています。人は大きな目標を持ったとき、「そのために毎日コツコツ努力して一歩ずつ階段を上っていこう」といった思考になりやすいものでしょう。・・・これはとても良いことを言っているように聞こえますが、私の考えは全く逆。もしも10年後にやりたい理想の仕事があるなら、どんなに無理をしてでも、それを今、実現したほうがいいと思うのです。・・・自分が携わった仕事は、自分の未来を左右します。だからこそ、意地でもやりたいと思うものがあるなら、どんなに時間やお金がかかっても、それをやり遂げたほうがいいいと思うのです。・・・目的が明確なら、実現するための道筋を思い描き、何が必要かを考えて「今日は何をするか」を決めることが大切です。道筋が明確に描ければ、最短距離を進んで目標に到達することができるでしょう。しかし、そういった意識を持って仕事に取り組まなければ、いつまで経っても目標は目標のままなのです。(P.81-83)

これは耳が痛い話です。私も何度か今以上に「やりたいこと」にシフトしようと思ったことがありましたが、なかなかうまくできませんでした。後悔するなら攻めて、後悔するほうがよいというのは分かっていますが、先立つもの・・・・それが必要で踏み切れない。でもそれならそのリスクを回避しながらの道筋も作って考える。自分の価値観に正直に自分のミッションを定義し、それにあった生き方・・・あらためて考えたいと思いました。

デザインに限らず、どんな仕事でも「周囲からの期待に応える」ことは大切でしょう。しかし、常に頭の中で「自分だからこそ答えられる期待とは何なのか」を考えることも必要です。そうやって経験を重ねていくことで、次第に自分有の仕事選びの基準ができてくるのではないかと思います。(P.94)

何でもかんでも自分なら、それなりの付加価値をつける自信はありますが、自分がやることがベストな選択なのか・・・ということは常に意識して仕事を受けるようにしたいですね。これも日頃、ついやってしまって、自分の首を絞めてしまっていますので、見直すべき事項です。

プロジェクト全体を俯瞰してみると、最初にしっかり必要な情報を集めることこそがスピードアップの秘訣だと分かります。情報をたくさんインプットしたほうがアイデアのアウトプットにかかる時間は短縮されますし、初期段階で方向性を明確にしておくことができれば、プロジェクトの「軸」が決まり、その後の過程において「ブレるリスク」は最小限にとどめられます。徹底した情報収集の結果、プレゼンをそのまま形にすることができ、結果的に時間短縮につながるのです。(P.98)
課題を分割してひとつずつ考えていく方法はアイデアが生まれやすいだけでなく、結果的にいろいろな角度から一つのものを分析することになるので、良い結果につながりやすいのではないかとも感じています。(P.139)

最後のほうは、前半とも重複した内容が登場しましたが、それらは確認的な念押しだととらえると分からなくもありません。
いずれにしても、仕事の質を上げ、かつスピードアップさせる実践に基づくノウハウが書かれていました。いくつか取り入れていきたいTIPSもありましたのでそれらは身に付けていきたいと思っています。

佐藤さん、ありがとうございました。

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