トリガー―自分を変えるコーチングの極意

トリガー 自分を変えるコーチングの極意

(著者:マーシャル・ゴールドスミス、マーク・ライター)

★読書前のaffirmation!
[目的] 自分を変える!
[質問] どうすれば変わることができるでしょうか?

ゴールドスミス曰く、できないことは悪くない。でもできるために仕組みを作りましょう。それは、日課の質問を作り、それに毎日答えていくことです。著者の「日課の質問」は・・・

私は次のことに最大限努力したか(10点満点)
・明確な目標を設定する
・目標達成に向けて進歩する
・人生の意義を見つける
・幸せである
・よい関係を構築する
・心からエンゲージする
・何か新しいことを学ぶ
・新たなプレゼン資料を作成する
・全クライアントとの関係を維持する
・今あるものに感謝をする
・怒りのコメント、人の心を打ち砕くようなコメントをしない
・自分や他人の間違いを見つけても許す
・意味もなく、自分は正しいと躍起にならない
・変えられないことにエネルギーを浪費しない
・運動する
・瞑想する
・よい睡眠をとる
・健康的な食事をとる
・家族に何か優しいことを言うか、する
(P.155)

「私は最大限努力したか」という言葉を付け足すと、努力するという要素が加わってくる。私のQ&Aのプロセスに当事者意識と責任が加わってくる(P.154)・・・と書かれてまして、こういうことまで気を遣って書かれているのは初めてです。問い掛け方次第で、腹に落ち方は全然違いますから、これには感心しましたし、実践したいと思いました。

日課の質問を1時間おきの質問に適用すると、瞬間瞬間でどうあるべきかを律するパワフルな仕組みができる。(P.251)
仕組みが簡単であればあるほど、私たちはそれを続ける可能性が高くなる。1時間おきの質問はかなり単純だ。次から次へとスムースに切れべなく続くステップでできている。そもそも、しているときに一つ一つのステップをこなしていると考えることもほとんどない。
①事前の認識
②コミットメント
③意識する
④採点する
⑤反復
(P.254-256)

私の大好きな、ケリー・マクゴニガル先生のThe Willpower Instinctにも通じるところがあり、というか元々本家はゴールドスミス先生なんでしょうけど、共通して言えることは、「そんな強い自分なんていないし、できなかったことを悔やんでも仕方がない」。それよりも、5分、10分先に少し進歩した自分になれるように、アカンと思ったら改めて少しでも「良い努力」をすること。そしてそのために、習慣化させることなんでしょう。

私も「日課の質問」を作って、起業にむけて実践したいと思います。良い本を読みました。

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