5分の使い方で人生は変わる

5分の使い方で人生は変わる (角川フォレスタ)

(著者:小山竜央)

冒頭から「これまでの成功本は全て役に立ちません」と衝撃的な一言から始まります。でもその通りなんですよね。それはたまたまそのタイミングでの過去の結果であったり、その人にフィットしたからこそのノウハウということで、僕自身もそう思っています。

 

この書では、脳の働きや仕組み、化学的な根拠を元にした成功法則について書かれています。「はじめに」(P.2~P.12)をまとめると、ほぼ変わらない毎日の現実を少しずつ変えていくために、思考力や教養を広げる方法、時間術、効果が長期間持続するための環境の作り方、そしてこららをどんなぐうたらな人間でも「強制的」に行えるような仕組みの作り方について、1日の中の「5分」を有効活用しながら実行できるものが列挙されています。それらは、成功哲学ではなく、万人が結果を出せる成功科学に基づくメソッドです。特にその中でも、長期的な成功につながる、負荷をかけずに成果が出る方法について備忘録して、ピックアップしていきます。

5分後の自分を常にイメージする、5分後に取るべき自分の行動を決めていき、ギャップがあればすぐに再設定して、新たな5分後の自分をイメージするようにする。(P.35~P.38)

やる気がない時には無理をせず、リラックスして「脳」の声に耳を傾けることが大切。たとえば、軽く体を動かしてみることでやる気を被いだす方法があります。ストレッチのようなものでもかまいません。お勧めなのが、掃除を5分関することです。(P.55~P.57)

【基準】を高めるための15の習慣というモノが掲げられています。

習慣01 ランチはフレンチに行け
習慣02 小説をできるだけたくさん読んで疑似体験を重ねよう
習慣03 ビジネス書と自己啓発本は対話形式で読め
習慣04 宝物が眠っている電車の中の5分間をムダにするな
習慣05 複雑なことは単純化して解決しよう
習慣06 普通のことを普通にこなしていこう
習慣07 仕事は退屈なものだという前提に立ってみよう
習慣08 ストレスを感じたら、空を見上げてみよう
習慣09 生活の中に瞑想を取り入れよう
習慣10 少し長い時間、電車に乗るなら時間を小分けして使おう
習慣11 自分だけの「スイッチ」の入れ方を決めよう
習慣12 頭の中はなるべく空っぽの状態にしておこう
習慣13 いくつかの顔を使い分けよう
習慣14 価値観を覆せ
習慣15 好奇心を持ち続けよう

習慣01は、なんとなく無意識にしている選択が、日常の行動に繋がり、それが自然と習慣化しているということがポイントで、その無意識を見直すということがこの習慣のポイントです。(P.154)

1日24時間の中で「暇つぶし」をしていい時間は1分たりとも存在しません。成功したいと思うのであれば、暇つぶしだけは完全NGです。(P.189)

脱力し、力を入れるときになったらスイッチを入れ、一気に集中して切り替えるようにすると良い。いいアイデアやイメージというのは、脱力しているときに生まれることが多いので、絶対に脱力は必要です。いつもスイッチがオンの人は肝心な時に値kらを出すことができないものです。この切り替えがうまくなり、集中するときにセンターピンに一気に力をいれることができれば、結果は何倍もの大きさで出てきます。(P.193)

小さい成功をつかむための5分間というの時間は、1時間のうち12回も巡ってきます。1日24時間で考えると、288回です。自分を変えるためのチャンスが、こんなにたくさんあるのです。1回でも多く、チャンスをつかむように心がけてください。新しい5分がまた巡ってきます。その5分をどのように使うのか。すべてを決めることができるのは、自分自身。(P.224)
5分あれば、行動を変えることができる
5分あれば、習慣を変えることができる
5分あれば、自分を変えることができる
5分あれば、未来を変えることができる
5分あれば、運命を変えることができる
5分あれば、世界を変えることができる
(P.230)

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