ノーベル経済学賞

経済学の授業で、ノーベル賞受賞者の考えについては、しばしば登場しますので、あらためて Wikipedia から引用した。
気になる研究者に関しては原典も読んでみたい。
(Wikipediaのページはこちら)

 

名前 国籍(出身国) 受賞理由
1969年 ラグナル・フリッシュ
 ノルウェー
経済過程の分析に対する動学的モデルの発展と応用[87]
ヤン・ティンバーゲン
 オランダ
1970年 ポール・サミュエルソン
 アメリカ合衆国
静学的および動学的経済理論の発展に対する業績と、経済学における分析水準の向上に対する積極的貢献[88]
1971年 サイモン・クズネッツ
 アメリカ合衆国
経済および社会の成長に関する構造および過程を深く洞察するための経済成長に関する理論を実証的手法を用いて構築した功績[89]
1972年 ジョン・ヒックス
 イギリス
一般的経済均衡理論および厚生理論に対する先駆的貢献[90]
ケネス・アロー
 アメリカ合衆国
1973年 ワシリー・レオンチェフ
 ソビエト連邦
投入産出分析の発展と、重要な経済問題に対する投入産出分析の応用[91]
1974年 グンナー・ミュルダール
 スウェーデン
貨幣理論および経済変動理論に関する先駆的業績と、経済現象・社会現象・組織現象の相互依存関係に関する鋭い分析[92]
フリードリヒ・ハイエク
 オーストリア
1975年 レオニート・カントロヴィチ
 ソビエト連邦
資源の最適配分に関する理論への貢献[93]
チャリング・クープマンス
 オランダ
1976年 ミルトン・フリードマン
 アメリカ合衆国
消費分析・金融史・金融理論の分野における業績と、安定化政策の複雑性の実証[94]
1977年 ベルティル・オリーン
 スウェーデン
国際貿易に関する理論および資本移動に関する理論を開拓した業績[95]
ジェイムズ・ミード
 イギリス
1978年 ハーバート・サイモン
 アメリカ合衆国
経済組織内部での意思決定プロセスにおける先駆的な研究[96]
1979年 セオドア・シュルツ
 アメリカ合衆国
発展途上国問題の考察を通じた経済発展に関する先駆的研究[97]
アーサー・ルイス
 イギリス
 (セントルシア)
1980年 ローレンス・クライン
 アメリカ合衆国
景気変動・経済政策を分析する上での経済的なモデル・手法の開発[98]
1981年 ジェームズ・トービン
 アメリカ合衆国
金融市場とその支出決定・雇用・生産物・価格との関連性の分析[99]
1982年 ジョージ・スティグラー
 アメリカ合衆国
産業構造や市場の役割・規制の原因と影響についての独創的な研究[100]
1983年 ジェラール・ドブルー
 フランス
一般均衡理論の徹底的な改良と経済理論に新たな分析手法を組み込んだこと[101]
1984年 リチャード・ストーン
 イギリス
国民勘定のシステムの発展に対する基本的な貢献と実証的な経済分析の基礎の多大な改良[102]
1985年 フランコ・モディリアーニ
 アメリカ合衆国
貯蓄と金融市場の先駆的な分析[103]
 (イタリア)
1986年 ジェームズ・M・ブキャナン
 アメリカ合衆国
公共選択の理論に於ける契約・憲法面での基礎を築いたこと[104]
1987年 ロバート・ソロー
 アメリカ合衆国
経済成長理論への貢献[105]
1988年 モーリス・アレ
 フランス
市場と資源の効率的な利用に関する理論の先駆的な貢献[106]
1989年 トリグヴェ・ホーヴェルモ
 ノルウェー
計量経済学の確率基礎理論の解明と同時発生的経済構造の分析[107]
1990年 ハリー・マーコウィッツ
 アメリカ合衆国
資産形成の安全性を高めるための一般理論形成[108]
マートン・ミラー
 アメリカ合衆国
ウィリアム・シャープ
 アメリカ合衆国
1991年 ロナルド・コース
 アメリカ合衆国
制度上の構造と経済機能に於ける取引コストと財産権の発見と明確化[109]
1992年 ゲーリー・ベッカー
 アメリカ合衆国
非市場に於ける行動を含めた広範にわたる人間の行動と相互作用へのミクロ経済学分析の応用[110]
1993年 ロバート・フォーゲル
 アメリカ合衆国
経済理論と計量的手法によって経済史の研究を一新したこと[111]
ダグラス・ノース
 アメリカ合衆国
1994年 ラインハルト・ゼルテン
 ドイツ
非協力ゲームの均衡の分析に関する理論の開拓[112]
ジョン・ナッシュ
 アメリカ合衆国
ジョン・ハーサニ
 ハンガリー
1995年 ロバート・ルーカス
 アメリカ合衆国
合理的期待仮説の理論を発展、応用し、1970年代以降の財政・金融政策などマクロ経済理論に大きな影響を与えた事[113]
1996年 ジェームズ・マーリーズ
 イギリス
「情報の非対称性のもとでの経済的誘因の理論」に対する貢献[114]
ウィリアム・ヴィックリー
 アメリカ合衆国
 カナダ)
1997年 ロバート・マートン
 アメリカ合衆国
「金融派生商品(デリバティブ)価格決定の新手法(a new method to determine the value of derivatives)」に対して。オプション評価モデルであるブラック-ショールズ方程式の開発と理論的証明[115]
マイロン・ショールズ
 カナダ
1998年 アマルティア・セン
 インド
所得分配の不平等にかかわる理論や、貧困と飢餓に関する研究についての貢献[116]
1999年 ロバート・マンデル
 カナダ
さまざまな通貨体制における金融・財政政策(「マンデル・フレミング・モデル」)と、「最適通貨圏」についての分析[117]
2000年 ジェームズ・ヘックマン
 アメリカ合衆国
ミクロ計量経済学において、個人と家計の消費行動を統計的に分析する理論と手法の構築[118]
ダニエル・マクファデン
 アメリカ合衆国
2001年 ジョージ・アカロフ
 アメリカ合衆国
情報の非対称性を伴った市場分析[119]
マイケル・スペンス
 アメリカ合衆国
ジョセフ・E・スティグリッツ
 アメリカ合衆国
2002年 ダニエル・カーネマン
 アメリカ合衆国
行動経済学と実験経済学という新研究分野の開拓への貢献[120]
(イスラエル)
バーノン・スミス
 アメリカ合衆国
2003年 ロバート・エングル
 アメリカ合衆国
時系列分析手法の確立[121]
クライヴ・グレンジャー
 イギリス
2004年 フィン・キドランド
 ノルウェー
動学的マクロ経済学への貢献
エドワード・プレスコット
 アメリカ合衆国
:経済政策における動学的不整合性の指摘と、リアルビジネスサイクル理論の開拓[122]
2005年 ロバート・オーマン
 アメリカ合衆国
ゲーム理論の分析を通じて対立と協力の理解を深めた功績[123]
 イスラエル
トーマス・シェリング
 アメリカ合衆国
2006年 エドムンド・フェルプス
 アメリカ合衆国
マクロ経済政策における異時点間のトレードオフに関する分析[124]
2007年 レオニード・ハーヴィッツ
 アメリカ合衆国
メカニズムデザインの理論の基礎を確立した功績[125]
(ロシア)
エリック・マスキン
 アメリカ合衆国
ロジャー・マイヤーソン
 アメリカ合衆国
2008年 ポール・クルーグマン
 アメリカ合衆国
貿易のパターンと経済活動の立地に関する分析の功績[126]
2009年 エリノア・オストロム
 アメリカ合衆国
経済的なガヴァナンスに関する分析[127]
オリヴァー・ウィリアムソン
 アメリカ合衆国
2010年 ピーター・ダイアモンド
 アメリカ合衆国
労働経済におけるサーチ理論に関する功績[128]
デール・モーテンセン
 アメリカ合衆国
クリストファー・ピサリデス
 イギリス
 (キプロス)
2011年 トーマス・サージェント
 アメリカ合衆国
マクロ経済の原因と結果をめぐる実証的な研究に関する功績[129]
クリストファー・シムズ
 アメリカ合衆国
2012年 アルヴィン・ロス
 アメリカ合衆国
安定配分理論と市場設計の実践に関する功績[130]
ロイド・シャープレー
 アメリカ合衆国
2013年 ユージン・ファーマ
 アメリカ合衆国
資産価格の実証分析に関する功績[131]
ラース・ハンセン
 アメリカ合衆国
ロバート・シラー
 アメリカ合衆国
2014年 ジャン・ティロール
 フランス
市場の力と規制の分析に関する功績[132]


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